ある日突然、エンジンが止まって……なんてことになってからボンネットを開けてチェックしたとしても、素人にはなす術もない。そんな事態に陥らないためにも最低限でも定期点検はしっかり受けておきたい
スパナマークは一般的にはオイル交換など緊急は要しない警告ではあるが、表示されているのに無視し続けると深刻なトラブルに発展するおそれもあるため、無視しちゃダメ
ブレーキランプなどのテールランプは他車に自分の存在を知らせたり、危険を察知させるためにも非常に重要な部品。そのため、違反点数1点と反則金7000円と、厳罰が科される
ウインカーランプの交換くらいなら業者に頼んでも工賃は1000円もしないことが多い。罰則金よりもずっと安い
重要保安部品の故障を放置しておくと車両火災に見舞われたりすることも……
ブレーキ回りは重要保安部品。整備不良は大事故をまねくおそれがあるため、違反点数2点と反則金9000円と、灯火類の不具合よりさらに厳しい
ブレーキホースの交換時期は約10年または10万kmと比較的長めだが、使用状況によってはそれよりも早く劣化することも。定期的なチェックは必要だ
タイヤのはみ出しに関する規制は以前よりは緩和されたものの、写真のようなはみ出しは「うっかり」の範疇ではなく、違法改造
微妙にタイヤやホイールがはみ出しているといったカスタム車両を見かけることがあるが、許されているのは普通車でタイヤのみ左右合計10mm以下。そのため、足回りのカスタムには注意したい
スリップサインが姿を現すまでタイヤを交換しないというのは超危険。タイヤなら見つからないかも……と思っている人も多いようだが、違反点数は2点で罰金は9000円と、かなりの厳罰
意外と知らない人が多いのが、ヘッドレストが保安基準で必要とされていること。後席であっても取り外したりしてはダメ
社外品のエアロパーツを装着するときは車検に通るものかをしっかり確認することが必須。付けてからNGなんてことになったら大損してしまう