普段ではありえないような場所でも単独事故が増えるという夏場。エアコンをつけていても猛暑の下での運転は体を疲弊させ、それが漫然運転につながるので注意が必要だ
夏場に増える漫然運転で怖いのは飛び出しなどの発見が遅れること。夏場の死亡事故件数の大幅な増加は深刻な問題。夏場はヤバいという意識をもって運転してほしい
夏場は漫然運転による渋滞の見落としによる玉突き事故も多い。高速道路での渋滞の最後尾にいるクルマはヒヤヒヤもの……
酷暑は体だけではなく、心にもダメージを与える。夏場の運転中はイライラしやすく、ストレスがたまりやすくなる。無意識にあおり行為をしてしまうリスクも高まる
近年、激増しているゲリラ豪雨に見舞われると、ワイパーなど役に立たないことも……。そんななか走行を続けると、クルマだけではなく、歩行者や自転車、バイクなどの見落としによる重大な人身事故の発生リスクが高まる
冠水路を走ることは非常に危険。オーバーパスの冠水部分に突っ込んだことによる死亡事故も多数発生している。また、ブレーキが利かなくなるおそれもある
高速道路で豪雨に見舞われると、前走車の水しぶきも相まって、視界は一般道よりもさらに悪化する。さらにハイドロプレーン現象なども発生しやすくなる
降雪地帯以外は、スリップ事故が多発するのは雨天時。天候が変わりやすい夏場は特にスリップ事故が多い
学校が長期休みになる夏休みの時期は昼間の時間帯は何時でも子どもの飛び出しの危険性が高い
サンダル履きの運転が増えると予想されるのも夏場。足の動きが安定しないサンダルでのペダル操作は非常に危険。飛び出しなど、不測の事態に対応できなくなる
運転中の水分補給は必須。エアコンが利いていると忘れがちだが、直射日光に当たるなどして体内の水分は知らぬ間に失われて熱中症の危険が高まる。喉が渇く前に、こまめに水分を補給することで頭もスッキリする