水平基調の流れるようなスタイリング「ホリゾンタルストリームシェイプ」を核とした外観は、スポーティというよりもエレガントなデザイン。S13と比較し、全長は30mm、全幅は40mm拡大。実際には、見た目ほど大きくなっていないのだ(シルビア)
搭載されるエンジンは、すべて2リッター直4のSR20。ターボ仕様のSR20DETは可変バルブタイミング機構やボールベアリングターボなどを採用し、最高出力はS13時代から15psアップの220psとなった(シルビア)
マイナーチェンジでは薄型のプロジェクターヘッドライトやスポイラー形状のエアロバンパーにより、スポーティモデルらしいシャープなマスクに変更された。同時に、リアコンビランプには水平基調の段差をあしらい、ワイド感や精悍さを強調した(シルビア)
「ワイド&ショート」を基本にしたパッケージングにより、先代よりもホイールベースを延長しながら全長を縮小。個性的なマスクは「遠くから見ても違いがわかる新しい顔」をテーマにデザイン。独立4灯ヘッドライトで未来的かつ斬新な顔に仕立てられたが……(インテグラ)
ボディ側面は、フロントからリアにかけて真っすぐなウエストラインを通してシャープさを強調。リアビューでは、国産乗用車最大級の面積を持つビッグラウンド・テールゲートウィンドウが特徴的だが、フロントほど強烈な印象はない(インテグラ)
最強のSi VTECに搭載されるのは、ホンダが誇る可変バルブタイミングシステムVTECを採用したB18C。1.8リッター自然吸気エンジンとして初めてリッター100psを達成するとともに、許容回転数8000rpmを実現したスポーツエンジンだ(インテグラ)
特徴だった丸目4灯を捨て、フォグランプ内蔵の薄型異形ヘッドライトを採用した後期。それまでの奇抜な顔から一転、キリッと引き締まったマスクに変身した。ちなみに、3ドアSiR・IIだけは丸目4灯のままだった(インテグラ)
ウインカーとポジションランプを内蔵した丸形ヘッドライトを採用したマスクは、個性的なデザインだけでなく、視界の良さや空力性能なども考慮したもの。その見た目から「丸目」の愛称で呼ばれている。それにしても、ウーパールーパーのような愛嬌のある顔だ(インプレッサ)
スバルのコアテクノロジーが水平対向エンジンとシンメトリカルAWD。低重心のエンジンを軸にパワートレインを左右対称一直線にレイアウトすることで、優れた前後左右バランスを実現し、軽快なハンドリングと高レベルの乗り心地を可能にしたのだ(インプレッサ)
モデルチェンジ2年後には大胆なリファインを実施。新デザインのフロントマスクは、配光特性に優れる大型異形ヘッドライトを採用するとともに、ボンネットの傾斜を強めたことで空気抵抗も低減。そのライトの形状から「涙目」と呼ばれた(インプレッサ)
スバルのデザインアイデンティティを表現するスプレッドウイングスグリルと、シャープな印象を与えるヘッドライトを組み合わせた、「鷹目」と呼ばれる後期。ターボ車はステンレス製メッシュ、自然吸気車は樹脂製メッシュと、実はグリルでも差別化が図られていた(インプレッサ)
ボディサイドからリアコンビランプを伝い、リアコンビランプまで続くロッカーラインはかなり攻めたデザイン。さらに、リアホイールアーチにヘミングと呼ばれる曲げ加工を施してタイヤを張り出させ、スポーツセダンらしい踏ん張り感のあるリアビューを実現(レクサス・IS)
水平基調のインパネを採用することで、開放感のある視界や車両感覚の把握しやすさなどを実現し、ドライビングに集中することができるインテリア。ホイールベースの拡大やシートデザインの改良により、快適性も大幅に向上している(レクサス・IS)
グリルの先端を起点に立体的な多面体構造とすることで押し出し感を強調した新意匠のスピンドルグリルに加え、シャープなデザインの薄型ヘッドライトを新採用。よりスポーティかつ精悍な印象を与えるマスクとなった(レクサス・IS)
左右をつなげたLシェイプの一文字リアコンビランプや、ボリューム感を持たせたトランクが個性的際立つリアビュー。マイナーチェンジにもかかわらず、すべての外板パネルが一新され、リアフェンダーにはシャープなキャラクターラインも入れられた(レクサス・IS)