ベースのiがもともと未来的なスタイルだったことから最新鋭の電気自動車として登場したi-MiEVのイメージを見事に体現していた
メーターには電力消費およびエネルギー回生の状況を視覚的に表示するパワーメーターや、駆動用バッテリーの残量を表示する駆動用バッテリー残量計、直近の平均電力消費量からおおよその残り航続可能距離を算出して表示する航続可能距離表示を設定
荷室スペースは可倒式シートによって用途に応じたアレンジが可能。テールゲート内側のトリムには、竹繊維とPBS(ポリブチレンサクシネート)を組み合わせた内装材を使用するなど、EVらしく環境に配慮した作りがなされている
人を優しく包み込むようなワンモーションシルエットをiから踏襲している
主要コンポーネントには、リチウムエナジージャパンのリチウムイオン電池と専用開発の永久磁石式同期型モーターを搭載
大容量の駆動用バッテリーを車体床下中央に配置することで低重心化が図られ、優れた操縦安定性を実現に大きく貢献している
2550mmのロングホイールベースを活かし、ボディサイズに制限がある軽自動車のわりに居住スペースは十分に確保されている。電気自動車だが、日常的な用途でも特別な感じはなく、使い勝手はガソリン車の軽自動車と変わらない
充電は急速充電と家庭用AC200V/AC100Vでの充電が可能。自宅で充電した場合、満充電までに要する時間は100Vなら14時間、200Vなら7時間となっていた