新時代のスバル2ドアクーペはBEVでも「安全+愉しさ」で意のままの走り!? 未来のスバルフラッグシップスポーツはSUV風味でスバルらしさ全開!!

■水平対向+シンメトリカルAWDに代わるフラッグシップの誕生か?

プレスカンファレンス後に囲み取材の対応をする大崎篤社長(中央)と植島和樹執行役員(左)と斎藤義弘執行役員(右)
プレスカンファレンス後に囲み取材の対応をする大崎篤社長(中央)と植島和樹執行役員(左)と斎藤義弘執行役員(右)

 話をSPORT MOBILITY Conceptに戻すと、以前に担当がスバルの藤貫哲郎CTOに取材した際に「新しいスバルのEVは今まさに仕込んでいる最中です。EVになってもスバルの味つけは変わらないので期待していてください!」と話していたが、まさにこのコンセプトモデルがこの1台になる可能性が高そうだ。

 このあたりをプレスカンファレンス後に大崎社長にぶつけると、「今回のコンセプトは現在開発中のEVとはまた違った形でのモデルで、あくまでデザインスタディとして切り離して考えていただきたいのですが、そちらはこの先必ず皆さんの前でお披露目したいと考えています」とのこと。

 また、同コンセプトを担当した執行役員の植島和樹氏によれば、「ベタベタのオンロードのレーストラックだけを走るモデルではなく、どんな環境でもどんな路面状況でも安心して走れるクルマとして開発したものなんです」と強調した。

 スバルはあくまでデザインコンセプトだと強調していたが、このコンセプトモデルの登場は、スバルにとってイメージリーダーだった水平対向ターボ+シンメトリカルAWDの先代WRX STIに取って代わるスポーツクーペとして期待できるかも。これはぜひとも新世代スバルスポーツの旗手としての登場を待ちたい!

■量販車もレヴォーグレイバックを筆頭に多く出展!

レヴォーグレイバックと大崎社長
レヴォーグレイバックと大崎社長

 また、2023年9月に先行受注を開始したレヴォーグレイバックは通常グレードに加え、クラッディング部をボディ同色とする「プレミアムアーバンパッケージ」をベースとしたモデルも出展された。

フォレスターの特別仕様車「X-EDITION」
フォレスターの特別仕様車「X-EDITION」

 ほかにもスバル初のグローバルEV、ソルテラの改良モデルやフォレスター特別仕様車の「X-EDITION」、クロストレック、さらには「一つのいのちプロジェクト」活動で使用されるソルテラなども展示された。

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