新型レクサスES世界初公開きたぁぁ!! HVとBEVを用意して2026年春に日本にもやって来る!! 

新型レクサスES世界初公開きたぁぁ!! HVとBEVを用意して2026年春に日本にもやって来る!! 

 4月23日から開催されている上海モーターショーで、レクサスブランド発足当初から展開が続けられているESの新型モデルをワールドプレミア!! これまでのセダンの良かった部分を残しつつも新たなアイディアをプラスして、2026年春に日本へもやって来るゾ!!

文:ベストカーWeb編集部/写真:LEXUS

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ES史上初の2L仕様を用意!!

新型レクサスES500e

 レクサスESはブランドがスタートした1989年からLSとともに販売を開始。スポーツ志向のISに対して、乗り心地と静粛性に重きを置いた基幹モデルとしての役割を果たしていたESの新型が、上海モーターショーで世界初公開された。

 合わせて日本での発売もアナウンス!! 2026年春頃を予定している。日本市場にとっては現行型がデビュー作であるため、初のフルモデルチェンジを迎えたこととなる。

 新型ESはハイブリッドとBEVを設定した。まずハイブリッド仕様は、2.5L直4エンジンを原動力とするES350hとES300hに加えて、2L直4エンジンを積むES300hも用意。ES史上2Lエンジンを搭載するのは初の試みとなる。

 2.5Lのハイブリッドシステムは、パワーユニットコントロールユニットとトランスアクスルを一体化したe-AXLEがパワーユニットの軽量化に関与しており、バッテリーを高出力化。気持ちの良い加速と静粛性を両立させている。

 一方のBEV仕様は航続距離685kmを実現させたFWDのES350eと、AWDのES500eの2グレード。とくにES500eはレクサスが得意とする4輪制御技術のダイレクト4が採用されており、発進加速や操縦安定性、電費性能に貢献する。

電動化レクサスのアイコンを採用して新世代レクサスの仲間入り

デザインのベースとなったコンセプトカーのLF-ZC
デザインのベースとなったコンセプトカーのLF-ZC

 新型EXは、ジャパンモビリティショー2023でお披露目されたコンセプトカーのLF-ZCが掲げていた「挑発的な存在感と研ぎ澄まされたシンプルさ」といったテーマにそって、セダンが美しく見えるような無駄のないデザインを実現させている。

 RXやRZと同様にエッジの効いたスピンドルボディを用いており、新世代レクサスの仲間であることを強調。またハイブリッドモデルのフロント部分は冷却性能を確保するべく、アッパー部分に薄型グリルを採用している。

ES350eのフロントスタイル
ES350eのフロントスタイル

 さらに、フロントにはツインLシグネチャーランプ、リアにもレクサスの発光ロゴと一体化した一文字ランプがおごられており、ひと目見てレクサスとわかるデザインとなっている。

ES350eのリアスタイル
ES350eのリアスタイル

 セダンとして優秀なパッケージを実現するために、プラットフォーム設計の段階から見直しを図り、現行型と比較すると全長を165mm延ばして5140mm、ホイールベースも80mm延長させ2950mmとなっているのも見どころだ。

ブランド初となるおもてなし機能にトキメク!!

全長とホイールベースを拡大させて乗降性をアップ
全長とホイールベースを拡大させて乗降性をアップ

 全長とホイールベースを延ばしたことで、室内空間が拡大したのもポイント。着座位置を高めたことで乗降性が向上しただけでなく、見晴らしも良くなりドライバーズファーストを意識した設計となった。

 助手席にはオットマンやダブルモニター、リアシートには背中をマッサージしてくれるリラクゼーション機能を搭載。車内をリビングルームのように使えるよう、快適性も高めているのも魅力的である。

 新型ESにはレクサス初となるふたつの新機能が搭載されている。1つ目はレスポンシブヒドゥンスイッチと呼ばれるもの。これはエアコンの温度調整をはじめとする物理スイッチをインストルメントパネル内に埋め込むことで、シンプルな室内空間を実現させている。

 機能アイコンは手をかざすことで点灯。これまでのクルマにはなかった新しい価値を提供するシステムとなっている。

レスポンシブヒドゥンスイッチの消灯時
レスポンシブヒドゥンスイッチの消灯時
レスポンシブヒドゥンスイッチの点灯時
レスポンシブヒドゥンスイッチの点灯時

 ふたつ目は、車内でよりリラックス効果を味わえるセンサリーコンシェルジュ。イルミネーションや音楽、空調やリラクゼーション機能、ヒーターが連動し、乗員全員を安らかな気持ちにさせる機能となっている。

 モードは全部で3つ。刺激的な気持ちの高揚をサポートするインスパイア、集中力を高めるラディエンス、優しい雰囲気でリラックスをアシストするリバイタライズの3モードだ。

音楽とイルミネーションが連動するセンサリーコンシェルジュ。写真のモードはインスパイアモード
音楽とイルミネーションが連動するセンサリーコンシェルジュ。写真のモードはインスパイアモード

 さらに、インストルメントパネルの奥にあるスピーカーグリルからは、なんと香りを発生させる。フレグランスは全部で5種類あり、発生器はグローブボックス内に設置。最大で3つのカートリッジをセットできるという。

 ラグジュアリーセダンの良さを残しつつも、現代に見合ったエッセンスもプラスされた新型ES。日本ではセダンの立場が厳しくなっているけれど、セダンの存在ってやっぱり大切だよね。そんな開発者たちの想いがマジマジと伝わってきた。

 これまでには無かったセダンのカタチ。ESよ、私たちを新世界へと連れて行ってほしいな。

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