日本メーカーのオフロードモデルと聞くと、多くの人はランドクルーザーと答えるだろう。確かに今はそうかもしれない。しかし、過去には日産がサファリという名前のモデルを展開しており、なんと約20年ぶりに復活する可能性が高まっている模様だ。そんなわけで、日本ではどのような歴史を築き上げてきたのかを振り返っていこう!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産、ベストカーWeb編集部
※この原稿は一部生成AIにて処理しています
【画像ギャラリー】日本で販売する日は近いかも!? パトロールをじっくりご覧アレ!!(10枚)画像ギャラリー日本再襲来はほぼ確!?
2007年ぶり。長かった。日産のフルサイズSUVの象徴「サファリ」が日本の舞台にカムバックするかもしれない。しかも、復活の声が高ければ高いほど、復活の可能性はさらに現実的になるいう。
かつて日本の悪路を制したサファリ。初代は1970年代デビューし、その武骨なスタイルと圧倒的な走破性能で、国内外のオフロードファンを虜にした。
国産唯一の本格クロカンとして、ランクルとガチンコ勝負を繰り広げた日々は、今も語り草だ。特に1990年代のY60・Y61型は「史上最強のオフローダー」と称され、あの過酷なパパリ・ダカールラリーでも勇姿を見せつけた。
しかし、2000年代に入ると勢いが衰え、2007年には国内市場から姿を消した。今や「中東専用モデル」のイメージが強くなり、現地ではパトロールとして活躍している。
ところが約20年の時を経て、日産は本気で日本市場への再投入を狙っている。しかも早ければ2025年内にもデビューする可能性が大きいとのことなのだ。
中東仕込みのチューニングは文句の付け所がなし!!
現行パトロールのボディサイズは全長5350mm×全幅2030mm×全高1955mmで、キャデラック エスカレード級のモンスターサイズ。車重だって2800kgを超える。
だが、実際に試乗した編集部員によるとブレーキ性能は驚くほど自然。コンパクトカーのノートかと思うほどの操作感で、思い通りにピタッと止まる。いや、マジでやるじゃん日産!!
他のフルサイズSUVでは、減速に時間がかかり、独特のクセがあるものだが、この新型はそれが皆無。中東の砂漠で鍛え上げられたリアサスペンションの伸びしろはライバルを圧倒し、走りの安心感はまさに別格だ。
気になるのはグレード構成 素のグレードマジでお願い!!
内装も抜かりなし。14.3インチの巨大モニターがダブル配置され、シート表皮はなんと着物からインスピレーションを得た柄。豪華すぎる。しかもアンビエントライトは64色から選べ、気分に合わせたドライブが楽しめる今風仕様だ。
さらに特筆すべきはカメラ機能。車両の真下や死角部分を巨大モニターに映し出し、モードによっては2画面でカメラ映像をドーンと表示。巨体でも運転に不安がないのはデカイ。
そして肝心の価格だが、なんと1000万円以下を目指しているという。これはもう興奮せずにはいられない!
とはいえ気になるのは日本仕様のグレード設定だ。昨今の日産は上級グレードに特化する傾向が強く、今回も高価格帯一本勝負になる可能性が高い。だが、20年ぶりの復活となるなら、簡素なグレードこそ求められる。
かつてのサファリのように「イジる楽しさ」を残した、ファブリックシートの廉価グレードをぜひ用意してほしい。ぶっちゃけ、パワーウィンドウなしでもいい! ファンはそこを求めているのだ。
ライバルはもちろんトヨタ・ランクルシリーズ。その牙城を崩すのは容易ではない。だが、「帰ってきたサファリ」なら、その可能性は十分にあるかもしれない。
業績の低迷や工場の閉鎖、リストラなどネガティブなニュースが続いていた日産。けれどサファリの日本市場復活計画は、そんな暗い気持ちを吹き飛ばす明るいニュース。
そしてサファリに限らず、カンフル剤のような役割を果たす。その駒が、日産にはまだまだたくさんあるのだから。















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