新型ムーヴ約20万円値上がりはウソ!?　先代モデルが安すぎた説

　ダイハツ 新型ムーヴは全車スライドドアになり案の定値上がりに。ざっくり20万円アップとなったのは事実だが、現行モデルのベースグレードは先進安全装備レス!! と考えると新型ムーヴかなりお値段がんばってます!!! その真相を一挙に!!!!!

文・写真：ベストカーWeb編集部

先代113万円スタートってマジか!! 値上がりも内容を考えれば最小限だった

　新型ムーヴは135万8500円(Lグレード)スタートとなった。現行モデルは113万5200円〜でたしかに22万円ほど価格がアップしたこととなる。とはいえ冒頭の通り、先進安全装備レスであったことを考えると先代モデルのL SAIII(120万1200円)と比較するのが妥当で、その差は約13万円アップに留めている。

　軽自動車13万円の上昇は確かにデカい。そういう声があるのが事実だし筆者もそう思うのだが、内容を考えたら納得できるハズ。結構痛い値上がりではあるが…。

N-BOXに未だなしの高級車並みの装備が!!

　まず全車スライドドアになったこと、NA&ターボを含めて燃費が10%アップしたこと、それに先進安全装備の充実など、かなりの進化をとげているのだ。

　個人的に激推しなのがブラインドスポットモニターがオプション設定された点。登録車市場では当たり前になりつつある機能だが、軽自動車の採用例は日産デイズくらいとまだまだ少ない。天下のN-BOXですらオプションすら設定されていないのだった。

　本来ならば2年前にデビューしていたはずの新型ムーヴだが、今なおこの先進安全装備の充実っぷりは軽市場で随一!! がんばれムーヴ!!!!!!