ランドクルーザーFJはもう買えんのか? それでも欲しい人はどうしたらいいか販売店で聞いてみた!!

ランドクルーザーFJはもう買えんのか? それでも欲しい人はどうしたらいいか販売店で聞いてみた!!

 ついに登場したコンパクトランクル「ランドクルーザーFJ」。タイからの輸入車で台数が限られるという事情もあって、多くの販売店の販売枠は発売日に埋まってしまった。いまから手に入れる方法はあるのか? 注文するならどんな点に注意すべきか? 販売店への取材を通じてセオリーが見えてきた!

文:渡辺陽一郎/写真:トヨタ自動車

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初公開の瞬間からラブコールが集まった「FJ」

ついに発売されたランドクルーザーFJ。RAV4クラスのサイズ感が魅力
ついに発売されたランドクルーザーFJ。RAV4クラスのサイズ感が魅力

 2026年に発売される新型車の中で、特に注目度の高い車種がトヨタ ランドクルーザーFJだ。ランドクルーザーは悪路向けSUVのシリーズで、従来から70/250/300を用意していた。そこにサイズが最も小さな車種として、ランドクルーザーFJが加わった。

 ランドクルーザーFJの発売は2026年5月14日だ。そこでいくつかの販売会社が異なる販売店に、ユーザーの反応や販売状況を尋ねた。

 販売店の返答で、最も多かったのは以下の内容だ。「ランドクルーザーFJが世界で初公開されたのは約半年前(2025年10月21日)。この時点から注目され、必ず買うから受注を開始したら即座に連絡して欲しい、と希望されるお客様が多かった。そのために5月14日の発売日に大量の注文が入った。当店が受注できる台数の枠は、14日の時点で埋まった」。

 今のトヨタでは、人気車の場合、メーカーが各販売会社に受注できる台数を割り振る。そこから販売会社は、各店舗の受注台数を決める。多くの店舗では、その受注枠が、ほぼ1日で埋まったようだ。世界で初公開された時から約半年が経過して、各販売店には、受注開始を待つ行列ができていた。

トヨタがIMVシリーズで鍛えたラダーフレームがFJにも採用されている
トヨタがIMVシリーズで鍛えたラダーフレームがFJにも採用されている

 販売店によっては困惑する声も聞かれた。「長年の付き合いのあるお客様が、ランドクルーザーFJが世界初公開された時点で購入を希望された。それなのに5月14日の受注枠に入らなかった。以前から買いたいと言っていたのに、なぜ受注できなかったのかと叱られた」。

 受注できるユーザーの条件を決めていた店舗もある。「ランドクルーザーFJは、購入希望のお客様の数に対して、国内の供給台数が圧倒的に足りない。そこで仕方なく受注できる条件を決めた。まずは当店でクルマを買われた実績があること。初めての購入になるお客様は、申し訳ないが断わっている。2つ目は発売日よりも前に購入の意思を示したこと。5月14日に購入を希望しても遅いことになる」。

 トヨタではランドクルーザー300が長らく受注を停止しており、アルファードなども時々止まる。メーカーである以上は、購入希望者全員に行き渡る生産体制を確保すべきだが、それが無理なら、予め受注のルールを決めておくことも大切だ。

 例えば、今までその販売店から購入した実績のあるユーザーが、一定期間内に、販売店へ出向いて申し込みを行う。その中から抽選で、購入できるユーザーを決めるという具合だ。補欠も決めておき、ローンの審査に通らなかった時などは、権利が補欠のユーザーへ譲られる。このようなルールを明確にしておかないと「長い付き合いがあり、以前から購入を希望していたのに、なぜ買えないのか」という不満が生じてしまう。

現時点でもKINTOなら乗れる

5月22日時点でKINTOはランドクルーザーFJの申し込みを受け付けている
5月22日時点でKINTOはランドクルーザーFJの申し込みを受け付けている

 受注の再開時期を尋ねると、すべての店舗が「未定」と返答した。しかしある程度の予想は成り立つ。販売店では「現時点で契約しているお客様の納車が完了するのは(2026年の)12月頃」だから、納車完了のメドが立った10月頃には再開する可能性がある。

 ただしランドクルーザーFJは、タイ製の輸入車で、1か月の販売基準台数も1300台と少ない。受注を再開しても、即座に受注枠が埋まるから、予め販売店に出向き、受注を再開したら連絡をもらえるように頼んでおく。

 販売店選びも大切だ。ランドクルーザーFJの購入を希望するユーザーの数は、地域によっても異なる。複数の販売店に購入希望者が多いか否かを尋ねて「とても多く購入は困難」といわれたら避けたい。比較的空いている店舗を選ぶ。

 そして販売店では「受注を停止している車種でも、時々、不意に、数台の受注枠が生じる場合がある。その時には、ボディカラーなどが希望に沿わなくても購入した方が良い。そのチャンスを逃すと、延々と買えないかも知れない」という。

「ランドクルーザーFJは受注を止めている」と返答する販売店が多いが、定額制カーリースのKINTOでは、2026年5月下旬時点で取り扱いを続けている。それでも注意点があり、KINTOではリース期間満了時の買い取りはできないため、所有権を手に入れる購入とは異なる。走行距離にも制限があり、車内喫煙は禁止だ。

 クルマには「愛車」という言葉があるように、愛着を持てるツールだ。契約期間終了時に、必ず返却しなければならないKINTOのみでは、最後に寂しい想いをするユーザーも生じるだろう。それでもランドクルーザーFJに乗りたいユーザーには、貴重な手段になる。最長で7年間契約できる。

 KINTOのリース料金は、ボーナス払いのない7年契約だと月額6万5890円だ。高額だが、税金に加えて、年齢条件などを付帯しない車両保険料も含まれる。車両保険を伴ったユーザー条件のない任意保険料は、月額2万5000円前後に達することもあるため、若年層が運転する場合は割高ともいえない。

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