スズキから新型スイフトハイブリッド発売って……マジで!??

 いやあのですね、「出るんじゃないかな」という話は聞いておりました。

 聞いてはいましたけど、「そういうことはしないんじゃないかな」とも思ったわけです。でもスズキはやるんですよね。いやースズキらしい。

 なんのとことかと言えば、表題のとおり、2017年7月12日にスズキからスイフトの新型ハイブリッド車が発売されました。

 以下それを(主に担当の心を)整理してお伝えします。

文:ベストカーWeb編集部


■昨日のように覚えている、現行スイフトの発売日

 皆さまご承知のとおり、現行型のスイフトは2016年12月にフルモデルチェンジして誕生しています。

 そりゃあヒットモデルですから、『ベストカー』でだって、大きく報じましたよ。

 スズキが満を持して発表した基幹技術の新プラットフォーム「HERTECT(ハーテクト)」を採用することで高剛性と軽量化を達成。

 先代モデルよりも120kgの軽量化を実現させたことは、大いに話題になりました。昨日のように覚えております。いい車です。

 もちろんハイブリッドグレードも、登場時からラインアップされておりました。

 リチウムイオンバッテリーとモーター機能付き発電機を搭載して、JC08モード燃費は27.4km/L。いやあ立派なものです。でも「そうかー、まだマイルドハイブリッドかー」とか言ったような気もします。

 その発売から約半年後。すなわち昨日。スズキからリリースがポンと届いたわけです。

「スズキ、ハイブリッドを搭載した新型スイフトを発売」

 おおおい。新型登場後、半年で目玉グレードを追加って。

グリルの真ん中をとおる横バーがクロームメッキ加飾されているのが、
ストロングハイブリッド車の最大の特徴

■「できちゃったので、発売しました」

 驚いてばっかりでは役に立たないので、今回発表された新型スイフトの紹介をします。

 これまでラインアップされていたスイフトのハイブリッドはいわば「マイルドハイブリッド」。アシスト量は小さく車重が軽くて価格はちょっと安い。

 いっぽう今回発表された新型は、「ストロングハイブリッド」です。以下、主要性能を並べてみましょう。

ストロングハイブリットと従来型を比較した表

 いやーこれはですね、走行性能を高めたハイブリッドRS(169万1280円)ならともかく、通常のマイルドハイブリッドグレード(ML)よりは新型のほうが断然お買い得だと思いますよ。

 そう思うだけに、「従来型が発売してから、もうちょっと時間を置いたほうがよかったのでは……?」とも思うのです。

 思うのですがしかし、そこは「スズキらしい」というかなんというか。「(開発が)できちゃったので、発売しました」という、大変ストレートな欲求に従ったんだろうなあ……とも思うのであります。

 以下、ザッと新型スイフトハイブリッドの特徴を列記します。

  • ・駆動用モーター(MGU)と伝達効率に優れたオートギアシフト(AGS)を組み合わせたスズキ独自のパラレル式ハイブリッドシステムを採用。
  • ・100V高電圧リチウムイオンバッテリーを荷室床下に格納し、ボディサイズと室内空間は従来型と同じ。
  • ・クリープ走行時や約60km/h以下での一定走行時にはエンジンが自動停止してEV走行が可能。
  • ・オートギアシフト(AGS)をスイフト専用入チューニングして加速感を高めた。
  • ・「標準モード」と「エコモード」を用意。
  • ・ストロングハイブリッド仕様(SGとSL)に専用デザイン(クロームメッキ加飾付きフロントグリル、内装にブルーの加飾を施したシフトノブ、タコメーター内にモーターの作動状態を表示するモーターパワーメーターを採用等。
  • ・「SL」には衝突時被害軽減ブレーキを含む、先進安全技術パッケージを装備。
  • ・価格はSGが166万8600円、SLが194万9400円(ともに税込)。
ハイブリッドシステムのイメージ画像

 これね、スペックを見ると大変お買い得なので、ヘタするとアクアやフィットハイブリッドなどのガチなライバルになりますよ。

 ともかくも、試乗するのが楽しみです。はい。

 あとスズキさん、こういう車を出す時は、半年くらい前に教えてくれるとありがたいです。準備するので。

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