【ルーミー、ヴィッツ…】地味だけど売れてる、メディアにあまり取り上げられないけどいい車

■トヨタ・ルーミー 2017年8月の月販台数 5416台

ルーミー
ルーミー

 ソリオのライバル車となるルーミー/タンク/ジャスティも実用的だ。ボディはコンパクトで背が高く、ソリオと同様に空間効率が優れているから後席にも快適に乗車できる。

 荷室の床を反転させると汚れ防止のシートになって自転車などを積みやすい。カップホルダーは回転式で、細身のボトルから500mlの紙パックまで幅広く収まる。

 インパネ中央の下側にも大型のボックスが備わり、脱着式だからゴミ箱としても使いやすい。ソリオに比べると、積載機能と収納設備を充実させたことが特徴だ。

■ホンダ・ヴェゼル 2017年8月の月販台数 4519台

ヴェゼル
ヴェゼル

 SUVではヴェゼルが挙げられる。最近は話題にならないが、13年12月に発売され、2014年から2016年にかけて3年連続でSUVの販売ナンバーワンになった。2017年に入るとC-HRに抜かれたが、SUVでは今でも2位にランクされる。

 全長は4295mm(RSは4305mm)で最小回転半径は5.3mだから、全幅がワイドな3ナンバー車になるもののSUVでは運転がしやすい。

 燃料タンクを前席の下に搭載したから荷室の床が低く、コンパクトなSUVでありながら後席を畳むと大容量の荷室になる。

 ホイールベースが2610mmと長いために後席の足元空間にはミドルサイズSUV並みの余裕があり、運転のしやすさと相まってファミリーカーとして快適に使える。先ごろ改良を受けてホンダセンシングが採用され、緊急自動ブレーキの性能を大幅に向上させた。

 その上で価格は1.5Lのノーマルエンジンを積んだXホンダセンシング4WDが233万6000円だから、エクストレイル、フォレスター、C-HRなどに比べて40万円ほど安い。CX-3の2Lガソリンエンジン車と比べても25万円ほど下まわる。

 ここで取り上げた5車種は、いずれも実用性が優れ、価格は割安な設定だ。いわゆるコストパフォーマンスも大切な魅力になっている。

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