次期エクストレイル登場秒読み 北米版ローグ全情報判明で新型のすべてがわかる

先進の安全装備と運転支援装置の充実が魅力

 新型ローグの目玉となるのが安全装備、運転支援装置だ。

 北米日産では、『歩行者検出機能付き自動緊急ブレーキ』、『ブラインドスポットアラート』、『リアクロストラフィックアラート』、『リア自動ブレーキ』、『車線逸脱警告』、『ハイビームアシスト』という6つの先進運転支援装置で構成される日産セーフティシールド360を順次標準採用すると公表していたが、新型ローグがその第1弾となる。

新型ローグにはパッシブセーフティ、アクティブセーフティとも日産の先進テクノロジーが投入され、今後日産車のスタンダードとなる
新型ローグにはパッシブセーフティ、アクティブセーフティとも日産の先進テクノロジーが投入され、今後日産車のスタンダードとなる

 そのほかスカイランに搭載されているプロパイロット2.0に相当するナビリンク付きのプロパイロットアシストは、最上級モデルのPlatinumに標準装備となる。

 新型ローグは全方位で進化しているので、新型エクストレイルにも期待がかかる。

 その新型ローグの価格は、日本円換算で約272万~約390万円と買い得感の高い魅力的な価格設定となっている。北米での発売は2020年10月下旬からとなる。

Platinumには、スカイラインに採用されているプロパイロット2.0に相当するナビリンク付きのプロパイロットアシストが標準装備(写真はスカイライン)
Platinumには、スカイラインに採用されているプロパイロット2.0に相当するナビリンク付きのプロパイロットアシストが標準装備(写真はスカイライン)
※1ドル=106円で換算
※1ドル=106円で換算

エクストレイルはリフレッシュしてまだまだ日本で売る!!

フロント周りでは、フロントグリル、フロントバンパー下部、ドアロアモールがダーククロームとなってシブさが増したエクストレイル
フロント周りでは、フロントグリル、フロントバンパー下部、ドアロアモールがダーククロームとなってシブさが増したエクストレイル

 新型ローグが2020年10月下旬から発売されるのに際し、価格も正式に発表されたわけだが、新型エクストレイルについては、2021年10月に日本デビューすることが有力視されている。つまり、新型ローグからほぼ1年遅れて登場することになる。

 そのエクストレイルだが、2020年10月に内外装のリフレッシュが行われた。これは、新型ローグは発表されたが、日本のエクストレイルは現行モデルをまだ売りますよ、という日産の意思表示だ。

 エクステリアでは、フロントグリル、フロント/リアバンパー下部、ドアロアモール、バックドアフィニッシャーが新たにダーククロームとなり、アウタードアハンドルはボディカラーと同色となる変更を受けた。

 インテリアの仕様向上は、一部グレードを除き、運転席・助手席パワーシートを標準化。また、本革巻きマニュアルモード付きシフトノブが全車標準となった。

一部グレードを除き運転席・助手席パワーシートが標準装備され、本革巻きマニュアルモード付きシフトノブは全車に標準装備となる
一部グレードを除き運転席・助手席パワーシートが標準装備され、本革巻きマニュアルモード付きシフトノブは全車に標準装備となる
一部仕様向上を受けたエクストレイルの新価格
一部仕様向上を受けたエクストレイルの新価格
新型エクストレイルの日本デビューは新型ローグの発馬開始からほぼ1年遅れとなる2021年10月が有力。画像はベストカーの予想CG
新型エクストレイルの日本デビューは新型ローグの発馬開始からほぼ1年遅れとなる2021年10月が有力。画像はベストカーの予想CG

【画像ギャラリー】新型ローグの細部をチェックすれば2021年登場の新型エクストレイルが丸わかり!!

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