トヨタの超名門「スープラ」復活!!!! ついにジュネーブで世界初披露&市販型最新情報

トヨタの超名門「スープラ」復活!!!! ついにジュネーブで世界初披露&市販型最新情報

■やはり車名は「スープラ」、日本での市販は今年末か!?

  2018年3月6日午後6時すぎ、スイス・ジュネーブで開催される第88回ジュネーブ国際モーターショーにおいて、トヨタは「GR Supra Racing Concept」を世界初公開した。

 このコンセプトカーは「スープラ」のレーシングバージョン。

 今回の世界初公開にあたり、トヨタははっきりと「今回初公開した【GR Supra Racing Concept】は、スープラを16年ぶりにレーシングカーとして蘇らせたコンセプトモデルです」と明言。

 これにより、今秋から年末、来春にかけて世界各地で発表・発売されるトヨタブランドのスポーツカーの車名が「スープラ」であることが確定した。

 今回発表されたコンセプトモデルの主要諸元は全長4575mm×全幅2048mm×全高1230mm、ホイールベース2470mmで駆動方式はFR、タイヤサイズはフロント30/68-18、リア31/71-18。

 本誌が掴んだ情報によると、市販型のボディサイズは全長4380×全幅1855×全高1290mmとなる。車両重量は1388~1496kg。

 エンジンラインアップは3種類。いずれもBMW製で、3Lの直6ターボとチューニングの違う2タイプの2L、直4ターボエンジンを設定する。

 トップグレードが搭載する3Lターボは340ps/45.9kgmを発生。最高出力は現在のBMW3シリーズでは326psだが、スープラではパワーアップされ搭載される。

 2タイプある2Lターボはそれぞれ、197ps/32.6kgm、258ps/40.8kgmを発生。最高速度は197ps仕様が235km/h、258ps仕様が250km/h以上(リミッターなので3Lも同じ)をマークし、0〜100km/h加速加速は2Lターボの197ps仕様が6.6秒、258ps仕様が5.4秒、3Lターボが4.8秒だという。

 以下、トヨタの公式リリースより発表文を紹介する。

■世界中で愛された「スープラ」の復活

「GR Supra Racing Concept」は、TOYOTA GAZOO Racingが手がけるスポーツカーシリーズ「GR」のスタディモデルとして、よりエモーショナルでお客様をワクワクさせるスポーツカーを表現するため、往年の「スープラ」をイメージしながら製作しました。

 トヨタがグローバルで推進する「もっといいクルマづくり」の取り組みのもと、「トヨタ世界最高峰のFun to Driveを提供する新たなスポーツカー」を目指して、欧州のモータースポーツ活動拠点であるトヨタモータースポーツ有限会社(Toyota Motorsport GmbH)が開発を担当しました。

 「ロングノーズ&ショートデッキ」の伝統的スポーツカーのフォルムをまとった「GR Supra Racing Concept」は、フロントエンジン・リヤドライブの2ドアクーペです。

 コンパクトなボディには、レースの最前線で使われる軽量かつ高剛性なカーボン・コンポジット材などを採用しました。左右に大きく張り出したフェンダーや大型リヤウィング、リヤディフューザーなどは、優れた空力性能と走行性能とを狙って開発しました。

 サスペンション、ホイール、タイヤ、ブレーキなどは、レース専用部品を装備しています。インテリアも、後方確認モニターがついたダッシュボードやレーシングシートに加え、パドルシフト付きステアリングホイール、コラム、ペダル、ロールケージなど、各種レース用装備を組み込んでいます。

 「The Sports of Toyota」として、四半世紀にわたり世界中のファンから愛され続けた「スープラ」は、モータースポーツの世界でも確かな足跡を残しました。

 特に、1993年に発売された第4世代のスープラは、全日本GT選手権(現在のSUPER GT)のGT500クラスで4回の年間チャンピオンを獲得。1980年代にはアメリカのIMSAレース、1990年代にはル・マン24時間レースに参戦するなど、多くのファンを魅了しました。

 なお、「GR Supra Racing Concept」は、ゲームソフト「グランツーリスモSPORT」に、2018年4月のアップデートで、新モデルとして追加される予定です。

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