■カローラセダンのフルモデルチェンジは来年って本当??
カローラ店筋によると、
「カローラアクシオ(セダン)、カローラフィールダー(ワゴン)がフルモデルチェンジするのは来秋(2019年秋)と聞いている」
という。現行モデルが最終のマイナーチェンジを受けたのが2017年10月だったから、1年半後の9月か10月あたりと予想される。
カローラといえば、今年(2018年)6月中旬にはハッチバックの「カローラスポーツ」が追加されるので(「オーリス」の実質的後継車)、それまではシリーズ全体が販売で盛り上がることになる。
いっぽう来秋頃が一段落状態になり、販売戦略的にはそのタイミングが世代交代にちょうどよい。
次期型カローラアクシオは、先行するハッチバックと同じプラットフォームの「TNGA」が採用される。アクシオが従来通りの全幅1695mmの5ナンバーサイズで、フィールダーはハッチバックと同じ全幅1790mmの3ナンバーサイズが採用されるはず。
アクシオは法人需要や中高年ユーザーが多いことから、取り回しのいい5ナンバーサイズを継続することにしたようだ。パワートレインは基本的には従来モデルを踏襲すると思われる。
■6月登場の次期クラウンはV6エンジン搭載モデルを用意するのか
次期型クラウンは今年6月25日の発表、発売となる。
従来型のV6エンジンはスポーツバージョンである「アスリート」にNA3.5Lエンジンが搭載されていた。
いっぽう次期型は、NAではなく3.5Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドが用意される。このほか2.5ハイブリッドと2Lターボは4気筒となり、これは従来モデルと同じである。
これまでクラウンには「マジェスタ」が用意されていたが、こちらがこの2月下旬で生産中止になったので、代わりに新型クラウンに「上級グレード」が用意され、そちらに統合され、引き継がれる。その(マジェスタ改め)上級グレードに、3.5V6ハイブリッドが搭載されるというということだ。
新型クラウンシリーズは従来型に用意されていたアスリートとロイヤルが1本化され、それぞれの呼称は廃止となる。新たなスポーツグレードとして「RS」という呼称が用意され、ノーマルグレードは「G」として、シンプルな構成となる。
グレード構成としては「RS」、「RSアドバンス」、「G」、「S Cパッケージ」、「S」のほか、3.5Lハイブリッドを搭載する「エグゼクティブ」という最上級グレードがトップグレードとして設定される(これがマジェスタの代わりになる)。
マジェスタが統合され、グレード構成がシンプルになったこと、なにより商品力の大幅な向上により、シリーズ全体の販売台数はかなり増加しそうだ。
■新生スープラの日本発売はいつ?
3月に開催したジュネーブショーでレーシング仕様を世界初公開した新生スープラ。日本市場への発表発売はいつ頃になるか?
取材によるよ、発売は2019年3月あたりが有力である。
車名については、「スープラ」のネーミングは冠する。既報のとおりBMWとの共同開発であり、組み立てもドイツで実施され、日本へ輸入される見通し。
スタイリッシュなロングノーズの2シータースポーツクーペレイアウトを採用する。FR駆動で搭載するパワーユニットはトップグレードが3L直6ターボで最高出力は268kW(360ps)、最大トルク500Nm(51.0kgm)を発揮する。
スープラは歴代、カローラ店の専売だったが、次期型は4系列店の併売になるはず。とはいえ月間多くても500台以内と少数だから、都市部を中心に4系列店から扱い店舗をチョイスし、ここで販売からアフターケアまでを担当する方式が採用されそうだ。
コメント
コメントの使い方