スバルフォレスター大幅改良 「顔」変更でスバルらしさ強調


 2021年8月19日、スバルはミドルクラスSUV「フォレスター」の一部改良を発表した。現行(5代目)フォレスターは2018年7月に発売されており、毎年細かい改良を重ねていて、今回3回目の一部改良により大きくフロントマスク(「顔」)のデザインを変更。以下、そのほかの改良点とともに詳細をお知らせします。

文/ベストカーWeb編集部
写真/SUBARU

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■ライバルに強敵が揃うなかで

 スバルの現行型(5代目)フォレスターが登場したのは約3年前の2018年7月。スバルらしく毎年改良型を発表しており、3回目(3年目)となる今回の最大の変更ポイントは、フロントマスクの大幅デザイン変更となる。

新型となったフォレスター。「コの字」のヘッドライトが特徴
こちら一部改良前のフォレスター。こっちはこっちで愛嬌のあるいい顔

「コの字型ヘッドライト(水平対向エンジンのピストンをイメージしているそう)」を取り入れた特徴的なフロントマスクは、2020年11月に登場した新型レヴォーグ以来のスバルのデザインテーマ「BOLDER」思想を継承。ライバルに強敵が揃い、激戦が続くSUV市場において、よりスバルらしさを強調する戦略なのだろう。

(なお本企画担当編集者は、この新型フォレスターと同じ「コの字」ヘッドライトの現行型(2代目)レヴォーグを自分で購入した。最初はやや違和感があったが、見慣れると気に入ってきたし街に馴染んできた気もします。あと同型に乗っているオーナーさんへの共感度が高くなります)

 走行性能では全グレードで足回りを改良し、スポーティさより際立てている。まやアダプティブ変速制御「e-アクティブシフトコントロール」をe-BOXER搭載車全グレードに拡大展開、安全性能では、「新世代アイサイト」を搭載。ステレオカメラの広角化やソフトウェアの改良した(レヴォーグに搭載される「アイサイトX」の採用は見送られている)。

悪路走破性は折り紙つき。激戦のミドルクラスSUV市場でも、ひときわ高い「タフさ」を持つ

■月販約2000台をキープ

 トヨタハリアーは絶好調の売れ行きを続け、RAV4も順調。日産エクストレイルは今年~来年にフルモデルチェンジを予定しており、三菱はアウトランダーPHEVが今冬新型へ切り替わる。マツダもCX-5が好調であり、輸入車勢もこのクラスには実力派がずらりと揃っている。

 そんな激戦市場において、スバルフォレスターは2021年1~6月累計販売台数11,692台を記録。月販約2000台と堅調な成績を続けている。

安全技術の性能もスバルのウリのひとつ。今回、アイサイトが進化した(青線が従来型、赤線は改良型で視野が広くなった)

 スバルとしては今年、2代目BRZ、アウトバックと大物新型車の登場が控えるなかで、「テコ入れすればフォレスターはもっと売れる」という確信があるのだろう。このカテゴリーのなかでもひときわ硬派な存在として、ますます存在感を強めたフォレスター。「新顔」を生でお目にかかってみたいし、新しい足回りと変則制御を早く試してみたい。

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