■現行プリウスがマイチェン前に25万円以上の値引き発生中
今年12月のマイナーチェンジ実施を前に、現行プリウスは25万円以上の大幅値引きも出ています。
プリウスの値引きは7月までは15万円強に引き締めていたので、現在は10万円以上も拡大していることになります。現行モデルは10月いっぱいまで生産を継続するので、格安で買うなら今が狙い目となっています。
■ホンダHV専用セダンは12月20日頃の発表、発売
ホンダは、ハイブリッド専用セダン(インサイト)を12月20日頃の発表、発売を軸に、デビューのスケジュール調整をしています。
シビックセダンをベースにした3ナンバーサイズの4ドアセダンで、パワートレーンは新開発の直噴1.5L+2モーター方式を採用し、同クラス最高の低燃費と動力性能の両立を目指しています。
これまでのインサイトは5ドアハッチバックのボディで販売不振に終わった反省から、4ドアセダンに切り替えたと思われますが、セダンでの量販は難しいとの指摘もあり、どのようなマーケット評価になるか注目されます。
■新型CR-Vは堅調な立ち上がりか?
8月30日に発表した新型CR-Vはその1カ月前から事前予約の受付をスタートさせています。初期受注では2Lハイブリッド車と1.5Lターボ車の構成比は半分ずつで、納期は8月31日発売の1.5Lターボが2カ月待ちですが、11月1日発売のハイブリッドは年末ぎりぎりの納車となり、オプションによっては来年に持ち越すケースも出始めています。
9~12月の受注目標は1万台(月平均2500台)ですが、実際の受注台数はこれをはるかに上回るペースで推移しています。
■次期フィットシリーズは新型ハイブリッドで燃費向上
ホンダは、2019年~2020年に世代交代するフィットファミリー(フィット、シャトル、グレイス、ヴェゼル)のハイブリッドを従来の1モーター2クラッチ方式から2モーター方式に切り替える方向で開発を進めているようです。これによって1モーター方式よりも格段に燃費と走行性能を向上させることが可能との判断によるものと思われます。
1.5Lハイブリッドの2モーターユニットは12月下旬に発売する新型ハイブリッド専用セダン(インサイト)に先行搭載されます。なおこの新型セダンはクラリティと同じPHEVも搭載されると思われます。
■新型フォレスターが絶好調の売れゆき
6月20日に発表、7月19日に発売(ハイブリッドのアドバンスは9月14日)した新型フォレスターが絶好調な売れゆきとなっています。月販計画を2500台に設定したのに対して、8月下旬までの受注累計は8000台以上に達した模様です。納期は2.5Lが3カ月待ち、2Lハイブリッドは4カ月待ちとなっています。
売れ筋はドライバーモニタリングシステムと2Lハイブリッドを搭載するアドバンスで、シリーズ全体の半分強を占めています。ボディカラーはクリスタルホワイトパール(3万2400円)が最も多く、オプションによっては納期が来年にずれ込むケースも出始めています。
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