新型セレナは車中泊もめっちゃ楽しいぞ! キャラバン、NV200に続き「マルチベッド」も同時発売!!

新型セレナは車中泊もめっちゃ楽しいぞ! キャラバン、NV200に続き「マルチベッド」も同時発売!!

 今度のセレナは毎週末を過ごすのがますます楽しくなりそうだ! 日産モータースポーツ&カスタイマイズAUTECH事業部は11月28日、新型セレナに「マルチベッド」をラインナップしたことを発表した。マルチベッドはキャラバン、NV200に続いて今回の新型セレナで第3弾となるが、その内容について紹介しよう。

本文/ベストカーWeb編集部、写真/日産

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■大人ふたりがゆったり寝られる!

新型セレナマルチベッドのベッド展開時はこのようになる。ベッド長は2m超で、大人ふたりがゆったりと就寝可能だ
新型セレナマルチベッドのベッド展開時はこのようになる。ベッド長は2m超で、大人ふたりがゆったりと就寝可能だ

「マルチベッド」は、日常的には家族の送迎や通勤、買い物などに使いつつ、アウトドアスポーツや大きな機材を使用する趣味を楽しんでいるユーザー、ペットを連れて旅や車中泊を楽しむユーザーから支持を受けているシリーズ。

 今回の新型セレナでは3列目シートを取り去った2列シート仕様としており、収納式のベッドシステムを備え、高い実用性と快適な休憩のためのスペースを同時に提供する。ベース車ではオプションの防水シートを標準装備し(AUTECHを除く)、さらに、ベッドマットにはシートと同じ防水性のある素材が採用されている。汚れが拭き取りやすくお手入れが簡単なのは嬉しいポイントだ。

 また今回、e-POWER車の定員が1名増えて5人乗り(AUTECHは除く。また、AUTECHのe-POWER車ベースのマルチベッドは4人乗りとなる)となったことに加え、ベッドマットの厚みが増したことでより快適な就寝を可能としている。「XV」、「ハイウェイスターV」、「e-POWER XV」、「e-POWER ハイウェイスターV」グレードのほか、カスタムカー「AUTECH」をベース車としてラインナップしている。

 日常的な使い勝手と車中泊を可能とするのがマルチベッドの特徴だが、サードシートレスにしたことで荷室を拡大したうえ、ベッド上も広々としたスペースを確保し、2m超のベッド長としたことで大人ふたりでもゆったりと就寝することができる。さらに荷室のフロアパネル(硬質塩ビマット)で汚れを気にすることなく荷物の積載が可能となっている。

■新たに若いファミリー層をターゲットとする新型セレナマルチベッド

道具を持ち込めば車内は即キャンプスペースに早変わり! 
道具を持ち込めば車内は即キャンプスペースに早変わり! 

 キャラバンマルチベッドでは30~50歳代の夫婦や独身男性、NV200バネットマルチベッドでは40~60歳代の夫婦をターゲットとしていたが、今回のセレナマルチベッドは30~40歳代の小さい子供を持つ夫婦をターゲットとしており、災害など万が一の際には一時的な避難場所としての活用も可能だという。

 駆動方式はFFのみで、価格はe-POWERのXVが407万円、e-POWERハイウェイスターVが425万7000円、e-POWERのAUTECHが469万9200円。2Lガソリン車のXVは365万9700円、同ハイウェイスターVが384万100円、同AUTECHが428万2300円となっている。いずれもAUTECHは乗車定員が4名で、それ以外は5名。

 なお、ガソリン車の4WDモデルの価格については追って発表されることになっている。

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