ベンツ 新型SLがAMGブランドから見参!! F1直系エンジン搭載でAMGイズム満載

ベンツ 新型SLがAMGブランドから見参!! F1直系エンジン搭載でAMGイズム満載

 2021年10月28日に初披露された、7代目となるベンツの高級スポーツカー「SL」。10年ぶりのフルモデルチェンジはそれまでのメルセデスブランドからではなく、サブブランドであるAMGブランドから販売されることになった。

 2022年10月、日本への導入が発表され、同時に発売も開始された。その進化の内容を見ていこう。

※本稿は2022年11月のものです
文/ベストカー編集部、写真/MERCEDES-BENZ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年12月10日号

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■AMGが培ってきたスポーツカーの開発ノウハウが濃厚に注ぎ込まれた一台

 メルセデスのスポーツモデルの代名詞であり、1950年代から数々の伝説を築いてきた偉大なアイコンである「SL」。

 そのSLが、10年ぶりにフルモデルチェンジを果たした。

 フルモデルチェンジによってラインナップされたグレードは、「SL 63 4MATIC+」「SL 55 4MATIC+」「SL 43」の3種類。

メルセデスAMG「SL」。新型は金属製のハードトップをやめ4代目以来となるソフトトップを採用。積層繊維の効果でハードトップなみの静粛性を実現している。開閉時間は15秒
メルセデスAMG「SL」。新型は金属製のハードトップをやめ4代目以来となるソフトトップを採用。積層繊維の効果でハードトップなみの静粛性を実現している。開閉時間は15秒

 今回日本導入となったのは、電動ターボを組み込んだ2.0L、直列4気筒エンジンM139型を搭載の「SL 43」となる。

 新たな「SL」は、開発主体がメルセデスからAMGに移り、同社の培ってきたスポーツカーの開発ノウハウが濃厚に注ぎ込まれることとなった。

 なかでもこだわったのが、ゼロから開発したアルミニウムを中心にスチールやマグネシウムを組み合わせたボディシェルだ。

 単体270kgという軽量さにもかかわらず、ねじり剛性が先代に比べて18%高くなっている。

コックピットは左右対称形で、ドライバー重視のデザインを採用している
コックピットは左右対称形で、ドライバー重視のデザインを採用している

 搭載するパワーユニットは、F1直系の技術「エレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャー」を採用したM139型直列4気筒ターボエンジン(381ps/48.9kgm)。

 2+2シートレイアウトを採用した新型は、あえて電動ソフトトップとすることで低重心化も図っている。

■メルセデスAMG SL(43 BSG搭載モデル)主要諸元
・駆動方式:FR
・全長×全幅×全高:4700×1915×1370mm
・ホイールベース:2700mm
・エンジン:1991cc、直4DOHC+ターボ
・最高出力:381ps/6750rpm
・最大トルク:48.9kgm/3250~5000rpm
・トランスミッション:9速AT
・WLTCモード燃費:10.8km/L
・価格:1648万円

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