今、体験型ストアの「b8ta Tokyo -Shibuya」では新サービス「KINTO Unlimited」、そしてKINTO専用の新型プリウス「U」グレード(1.8Lモデル)が展示されている(2023年2月12日まで)。さっそく現地に行ってきたのでレポートしよう。
文、写真/ベストカーWeb編集部
■新型プリウスのUグレードが体験型店舗で展示!
b8ta(ベータ) Tokyo -Shibuyaは、米国サンフランシスコで2015年に創業されたスタートアップ企業である「b8ta」が展開している体験型店舗。ほかにも都内で有楽町と新宿にあり、今回は渋谷を訪れた。
このb8ta、情報感度の高いユーザーに向けた情報発信地として人気を集めており、クルマだと日産ARIYAなども過去に展示されたことがある。ここにプリウスUグレードがあるというので行ってみた。
新型プリウスのUグレードはb8taの店舗の入り口真正面のなかに鎮座しており、渋谷の街の喧騒のなかでせわしなく行き交う人々をUグレードが眺めているような感じで印象的だ。
店内にはプリウスUグレードの実車展示のほか、KINTO Unlimitedについての詳細な説明が記載されたボード、動画でのガイドなどが流されていて実車を見ながらサブスクでの利用がどのようなものなのかがわかるようになっている。もちろん、実際に運転席や後席などに乗り込むのも可能。
また、回答すると新型プリウスのオリジナルプルバックカーやKINTOオリジナルエコバッグなどが抽選で当たるアンケートも実施されている。説明員がひとり常駐しているので何かわからないことがあったら説明してくれる。
■KINTO Unlimitedでの新型プリウスUグレード利用は月1万6610円~
2023年1月10日に発売が開始された新型プリウスだが、今回のプリウスでも注目されるのはサブスクのKINTO専売となる「U」グレード。このUグレード、後から新技術の装備を追加できるようになっており、サブスクのKINTO Unlimitedでしか乗ることができない。
KINTO Unlimitedはソフトとハードの両面から「進化」(=アップグレード)を展開する。ソフト面では「OTA」(Over The Air)を通じたソフトウェア更新により、衝突被害軽減ブレーキを含めたToyota Safety Senseをその都度、最新のものに進化させていくもので、新型プリウスからスタートている。費用についてはサブスクでの月額利用料に含まれるため、ユーザーの追加負担はない。
KINTO UnlimitedでUグレードを利用した場合、月額は1万6610円(7年間、ボーナス月加算16万5000円)となる。先代プリウスS“ツーリングセレクションBlack Edition”(価格294万7000円)を、従来のサブスク『KINTO ONE』で利用した場合の月額利用料は2万2220円(7年間、ボーナス月加算16万5000円の場合)だから、いかにKINTO Unlimitedがお得かがわかる。
ハード面のアップデートはユーザーが契約したクルマ、つまり新型プリウス1.8Lハイブリッドの「U」にはあらかじめ「アップグレードレディ設計」を施しているため、ユーザーニーズに合わせたハードの装備や機能の後付けが可能なのだ。
このアップグレードレディ設計は配線の調整やセンサーの取り付けなどといったアップグレードのために必要な施工作業の大部分をクルマ側にあらかじめ織り込んでおくことで実作業の簡素化を可能とさせる設計だ。
例えば、ブラインドスポットモニターの場合は従来13時間かかった作業時間が3時間に短縮できる。これもトヨタ初の試みとなり、アップデートを前提にした開発がされていることは極めて異例。
b8taでの新型プリウスUグレードの展示は2月12日まで。トヨタディーラーではUグレードの展示はないので貴重な機会だ!
【画像ギャラリー】KINTO Unlimited専売の新型プリウス「U」グレードの実車が渋谷で2月12日まで展示中!(15枚)画像ギャラリー
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