2022年暦年の販売台数ナンバーワンのホンダN-BOXが本日新型にモデルチェンジ。従来どおり標準モデルとカスタムのふたつのモデルがラインナップされる。従来型とどこが変わったのか速報でお届けしよう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:平野学
■軽乗用車最大級の室内空間は健在
2023年秋にホンダN-BOXが新型へモデルチェンジする。2022年は20万台以上を販売したまさに国民車ともいえる大ヒットモデルが、ついに3代目へと進化をする。
初代からのコアユーザーとして設定されていた「30代ママ」にも主眼を置きつつ、2代目で広げてきた50代の子離れ男性、60代以上のシニア層などどんな年齢層のユーザーにも対応するのは3代目も同じ。
3代目グランドコンセプトは【HAPPY Rhythm BOX(ハッピーリズムボックス) わたしも、家族も、日本も、ハッピーになれる「幸せな生活リズム」をつくる】。
まさに全方位的にN-BOXの強みを生かしたモデルになっている。標準車は「ベーシックカラー」と「ファッションスタイル」の2展開。
ベーシックカラーはプラチナホワイトパール、タフホワイトIII(スロープ仕様限定)、ルナシルバーメタリック、メテオロイドグレーメタリック、クリスタルブラックパール、プレミアムサンライトホワイトパール、トワイライトミストブラックパールの7色展開。
ファッションスタイルはオータムイエローパール、プレミアムアイボリーパールII、フィヨルドミストパールの3色展開となる。
■カスタムは「オトナ仕様」で脱オラオラへ
気になるカスタムは「PROUD “自分を高めるモノ”」がテーマ。もう見てのとおり、いわゆるオラオラ顔ではない。実は2代目からN-BOXのカスタムモデルはおとなしめスタイル。
3代目になりカラーリングはふたとおりのテイストを選べる。「ベーシックカラー」が6色、「コーディネートスタイル」が3色の展開だ。
コーディネートスタイルはモノトーンとルーフがブラックになる2トーンを選べるが、スレートグレー・パールはイチ押しモデルだ。フィットに設定されるこのカラーはもちろんN-BOX初採用。
フロントグリル上の横一文字ライトなど上質感が溢れるデザインテイストは各社の「カスタム」に大きな影響を及ぼしそうだ。
インテリア、エクステリアの詳細は続報でお届けしよう!!
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コメント
コメントの使い方メッキを少なくしたり、フォグランプをオプションにしたり(まぁ使わないけど)、苦肉の策でコストを削っている感じはありますね。自分としては、先代後期のデザインの方がカッコいいと思います。
まあこれも売れるんでしょうね。
現行型も売れ続けているので、敢えて外観の大胆な変化を求めないキープコンセプトの横綱相撲。
軽規格の範囲内ではこれ以上形状も変えられないし‥‥。もはや成熟の域に達したんだろうとは言える。
ただ、これが売れ続けることで、ホンダが本来持つチャレンジ精神が無くなって腑抜けになってしまったのではなかろうかと、旧来のカーマニアには少し寂しく思えるところもある。
ステップWGNと同じ方向性ですが、あちらが成功とは言えないのに強行したのは、フィットの二の舞しそうで心配。
安くて威張れると評判の高いヴェゼルがあるのですから、そっちのデザイン言語で作っても良かったのでは。
デザインは変わらずなのですね。ホイールデザインは継続と…。う~ん、商品力が変わらずで安心です。
スペーシアの敵としては変わらずの魅力。