ライバルが多い軽SUV市場に飛び込むN-BOXジョイ。ライバルからすればちょっと地味にも思えるが、やっぱそこは王者だけあって細かなところに気が利いている。ということで、今回は「シボ」に迫ります!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:奥隅圭之、編集部
【画像ギャラリー】もうこれは江戸っ子の粋!! 新型N-BOXジョイの見えないこだわり見て(31枚)画像ギャラリー■こんなところにコストかけるのか!!!
N-BOXジョイは外装にも内装にも大きな特徴があるが、実際のところそのコストの掛け方は目に見えにくいところにかかっている。
昔の江戸っ子は浴衣の裏地にお金をかけたなんて話も聞くが、まさにN-BOXジョイはそんな感じ。地味に価格にも響くけれど、やっぱりそういう性格のクルマが好きな人はたくさんいるはず。
今回紹介したいのがボディサイドにあるプロテクター。一見すると樹脂のプロテクターに見えるけれど、実はこれがまた奥深い。
なんと樹脂が2段階になっている。上面のエッジはツルツルとした面で、光を少し反射する。そして大部分を占める部分はシボがありざらざらしている。
しかもこれ、内装用のシボ柄を車外に使ったそうで、ホンダとしてもほぼ初めての試みだという。さらに端部には2本のストライプが入り、構造としては2層構造となっているのだ。
このあたりのコストは明確には見えないが、なかなかのものだ。あえての見えないところでこだわる、これこそN-BOXジョイの生き様なのかもしれない。
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