日本にも最適!? な小型セダン「シアズ」
シアズは全長4490mm×全幅1730mm×全高1485mmというボディサイズで、デジールより若干車格が上となる4ドアセダンだ。
全長が大きいだけにスタイルはデジールとは対照的に伸びやかさがあり、インテリアも革シート仕様があるなどささやかな高級感も備える。
インドで販売されるシアズのパワートレーンは、それぞれ超小型モーターによるアシストも加わる1.5Lマイルドハイブリッドと、1.3Lディーゼルターボ、1.5Lディーゼルターボエンジンの3つとなる。
インドでの価格は約82万ルピー(約123万円)からで、もし日本向けの対応を施して160万円程度で販売できるなら、需要はそれほど多くないけれど、現在ホンダ グレイスくらいしかないコンパクトセダン市場で、商売になるくらいの販売は期待できるかもしれない。
ロッキー&ライズに近い小型SUV「ビターラブレッツァ」
ビターラブレッツァは、全長3995mm×全幅1790mm×全高1640mmという、日本で絶好調なトヨタ ライズ&ダイハツ ロッキーの全幅を拡大し、同社のエスクードに通じるスタイルを持つコンパクトSUVである。
オレンジ、イエロー、レッドといった原色系のボディカラーを用意することに加え、メーター照明を4色に切り替えられる機能を備えるなど、全体的な雰囲気が明るい点には好感を覚える。
搭載されるエンジンは5速MTと5速AGSが組み合わせられる1.3リッターディーゼルターボのみの設定だ。
インドでの価格はベーシックグレードならエアコン付で約76万3000ルピー(約114万5000円)と、排ガス規制の違いなども要因にあるにせよ、ターボなどコストが掛かるディーゼル車をこの値段で売れるということには驚かされる。
流行りのミニバン&クロスオーバー「XL6」
XL6は東南アジア圏などで販売される3列目シートも持つ比較的コンパクトなSUV。
車格や価格の割にサイズが大きいことも特徴のホンダ BR-Vやミニバン&クロスオーバーの三菱 エキスパンダーもライバルとなる。なお、ボディサイズは全長4445mm×1775mm×全高1700mmだ。
XL6が面白いのは、SUVとしては珍しく2列目が独立したキャプテンシートとなる点だ。この点に対する賛否はあるにせよ、2列目に乗るぶんには車格の割に快適な移動が楽しめそうだ。
パワートレーンはマイルドハイブリッドとなる1.5Lガソリンに4速ATと5速MTが組み合わされる。
インドでの価格は約98万ルピー(約147万円)からとやはり安く、日本でもBR-Vやエキスパンダーよりも先に日本向けの対応を行って200万円程度の価格で販売すれば、若者向けの人気車になる予感がする。
根拠のない妄想だが、スズキは小回りの利く会社なので、計画が決まればアッという間に日本導入が始まるということもあるかもしれない。
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