スープラGRMN
2029年5月に17年ぶりに復活登場となったGRスープラは、GR+車名が示すとおり、GRシリーズの初のグローバルモデルとしてほかのトヨタ車とは差別化されている。
つまりノーマルのスープラはGRが開発を手掛けたモデルであるということで、更なるチューニングが施されたモデルは、頂点に君臨するGRMNとなる。
GRMNだけにエンジン、足回り、ボディ、エクステリアのすべてに手が入れられ、340psの3L、直6ターボエンジンは400ps程度までパワーアップされるという。
当然ながらカーボンなどの素材を多用して大幅な軽量化も行われる。
2021年のデビューが有力視されているが、2020年中に姿を現わす可能性が高くなっているようだ。
スープラが話題になったのはデビュー直後くらいですでに存在感が薄くなっていることは否めないため、トヨタとしてもテコ入れとしてGRMNを早期に公開することは充分に考えられる。
【編集部注】
東京オートサロン2020でヤリスを公開したと同時に、友山茂樹Gazoo RacingカンパニープレジデントがGRスーパースポーツの市販についても言及。
トヨタは2020-2021シーズンのWECにGRスーパースポーツをベースにしたマシンで参戦することをすでに表明している。
トヨタが参戦するハイパーカークラスは、市販車で参戦する場合にはホモロゲ取得のために20台の販売が義務付けられるが、プロトタイプでの参戦の場合は販売の義務がない。
早期の市販車の公開に期待がかかるが、トヨタは少なくとも参戦初年度はプロトタイプでの参戦となるため、GRスーパースポーツの市販開始は早くても2021年ということになるだろう。
GRスーパースポーツについては情報が入り次第お届けするので続報にこうご期待!!
RAV4 GRスポーツ
販売絶好調のRAV4にもGRスポーツを設定すべく開発が進められているという。RAV4は2種類のパワーユニットに3種類の4WDシステムを組み合わせるなど、オフロードや低μ路での走破性にかなりこだわりを持っている。
開発中のGRスポーツは、この自慢のオフロード性能を多少犠牲にしても、オンロードでの走行性能の向上に主眼が置かれているという。
まだデザインなどは予想の段階だが、開口部の広いフロントバンパーの採用など、GRモデルに共通するフロントの処理が行われるだろう。エンジンはそのままながら、ローダウン、ボディ補強、足回りのチューニングが施されるのもGRの流儀のままだ。
RAV4は2020年8月にPHVが追加される予定となっていて、GRが2020年中に発売されることはない。
GRスポーツの発売時期は2021年が有力だが、SUVのC-HRが2019年のマイチェンジに追加したのと同様にマイチェンが予定される2022年となる可能性も充分にあるだろう。
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