【10月登場予定!】現行型同様にハンガリーからの逆輸入SUVが進化 スズキ エスクード
現行モデルのエスクード(欧州名:ビターラ)は歴代4代目となるモデルだが、ハンガリーの子会社であるマジャールスズキ製となり、先に欧州市場で販売されたのちに逆輸入車として日本でも販売されるようになったのはよく知られている話。
3代目までのラダーフレーム構造から現行型はモノコック構造に変更されているが、その後を継ぐ新型も現行型同様、ハンガリーで生産される。
基本的には現行型を踏襲し、横置きエンジンを搭載したFFベース車となり、電制4WDの「ALL GRIP」も設定される。そのボディサイズは全長4200mm前後となり、現行型から少し大きくなる。
サイズ的には、C-HRやヴェゼルなど実力派モデルたちが群雄割拠する売れ筋のコンパクトクロスオーバーSUVカテゴリーに属することになる。
そのデザインは基本的にキープコンセプトながら、やや乗用車ライクな印象のある現行型よりも新型のエクステリアデザインは洗練され、よりSUVらしさを強調した雰囲気になる。
また、パワートレーンは現行型と同じく、直4の1.4L直噴ターボ(136ps/21.4kgm)を搭載することになりそう。
ブレーキ制御による疑似的なLSD効果を持たせた「ALL GRIP」を採用するだけあり、新型もエスクードらしい悪路走破性には大いに期待できそうだ。
■新型エスクード予想スペック
・全長×全幅×全高:4200mm×1780mm×1620mm
・ホイールベース:2500mm
・車両重量:1220kg
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ、1371cc
・最高出力:136ps/5500rpm
・最大トルク:21.4kgm/2100~4000rpm
・価格:280万円
【12月登場予定!】軽量プラットフォームは継続採用! スズキ アルト
現行8代目アルトは、2014年12月にデビュー。
エコカー減税対象となるためには車重があったほうが有利という、ある種矛盾した状況のなか、軽量化のため全面的に刷新した新しいプラットフォームを採用。
結果650kgという、現代の基準からすれば驚くほどの軽い車重と、37.0km/L(Jc08モード)の好燃費を達成した。
15年ぶりのワークス復活など話題を撒いた8代目アルト。9代目は2021年と予想されていたが、どうやら2020年内に登場が早まるという情報が入ってきている。
気になる中身に関して、まだ確定的な情報はないが、8代目で刷新された軽量プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」は、そのままキャリーオーバーされることは間違いない。
ただ、搭載するパワーユニット=R06A型直3エンジンは、初登場が2010年と、やや時間が経過したため、電動化への対応なども踏まえて新たなものに変更される可能性がある。
むろん8代目で復活が歓迎されたワークスも設定されることになるが、そちらの登場は2021年の後半になりそうだ。
外観も上の予想CGのようなスズキらしいセンスに満ちたものになるのは確実で、数多く存在するライバルモデルのなかにあっても、ひときわ強い存在感を放つモデルとなるだろう。
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