ボルボ・トラック中国と岡山の創業60年のジーンズ縫製工場を営む青木被服が手を組んだ特別仕様車「BLUE BLOOD」。重厚かつスタイリッシュなコンセプトトラックが、倉敷で展示されます! その魅力に迫りました。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
ボルボ×青木被服「BLUE BLOOD」の衝撃
岡山県のボルボ・トラック中国 株式会社キャリオンと青木被服株式会社がコラボを発表しました。青木被服株式会社は岡山県井原市の本社をおき、ジーンズ縫製工場として創業60年を誇ります。一方、キャリオンはVOLVOトラックの正規ディーラーとして本社は倉敷市にあります。
そんな異業種コラボレーションから誕生したのは、内外装フルデニム仕様のボルボ・トラック「BLUE BLOOD(ブルーブラッド)」。まさに地元産業タッグの結晶と言えるでしょう。
「藍の動脈」をコンセプトに、外装はダメージ刺繍を施した特注ブラックデニム、内装は箔染めインディゴの豚革レザーを使用。漆黒の岩肌に藍い「血脈」を縫い上げ、見る者の心を奪います。コンセプトの立案者は、ファッションデザイナーでもある青木被服の青木俊樹氏。
また、キャリオン社長の應本一樹氏は、岡山らしいボルボ・トラックを制作し、世界中のドライバーに岡山・倉敷・井原を知ってもらいたいと述べています。
地元発・世界へ。トラックを通じて岡山を発信
今回のプロジェクトのもう一つの狙いは、「地域資源の発信」。BLUE BLOODというコンセプトトラックを軸に、今後はグッズ展開も予定されています。
本トラックの展示は2025年8月12日から2週間、倉敷アイビースクエア(エメラルドホール駐車場内)にて行われます。
一見するとファッションと無縁に見えるトラックの世界ですが、「文化」「技術」「デザイン」が融合した今回の取り組みは、運輸業界や自動車業界と地域振興に新しい価値観と表現の可能性を示していると言えるでしょう。



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