全国のカローラオーナーが岩手に集結した「COROLLA OFF-LINE MEETING 2025」。トヨタによって開かれたこのイベントは、新型カローラ クロスの試乗や開発陣との交流が行われるなど、ファンの声が開発現場へ届く貴重な場になった模様。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】カローラ愛が溢れた1日!! 笑顔と感動の連続COROLLA OFF-LINE MEETING 2025!(18枚)画像ギャラリー人とクルマの絆を感じさせるカローラファンミーティング
2025年7月27日、全国のカローラオーナーが岩手県金ケ崎町に集結した。本イベント「COROLLA OFF-LINE MEETING 2025」は、トヨタとカローラ クロスを生産するトヨタ自動車東日本による共催。カローラ クロスの一部改良ならびにカローラ クロスの生産工場移管を記念し、約50組のカローラオーナーが招待されている。
なかでも、ラジオ番組風にトークを展開した「COROLLA STUDIO」は本イベントの目玉。工場長や開発責任者、チーフエンジニアらが登壇し、開発への思いや会場から寄せられた要望に時折、共感する姿を見せた。
岩手工場 藤井雅則工場長と、カローラ クロス開発責任者の高橋毅氏が登壇したのは「made in 東北 ~岩手から世界へ~」。藤井雅則工場長は、自分たちの手でカローラ クロスの品質があがったと言われたいと意気込みを語る。
一方、高橋毅氏も工場側の熱意を感じ取り、工場がフル稼働できる状態をつくりあげたいと燃えている模様。両者のクルマづくりにかける熱い思いをうかがわせた。
ファンの声が届く! 開発者との本音トーク
ラジオといえばパーソナリティのトークだけでなく、リスナーからのおたよりに反応するコーナーもある。それに相当したのは「COROLLA of the Future」だろう。
このプログラムには、Toyota Compact Car Companyプレジデント高橋司氏、カローラシリーズチーフエンジニア福島徹氏、GRカローラチーフエンジニア坂本尚之氏の3名が登壇。
もはやあるあるといっていいMT車設定の要望やお子さんがいる家庭のために後席を広くしてほしいなどの要望が飛び交った模様。登壇者たちはそれに共感や反応を示すだけでなく、今後の開発に向け前向きな姿勢を見せ、ファンに応えた。
さらに2026年にはカローラが60周年で還暦となることから、エモーショナルレッドIIIの赤をカローラに設定してほしいと興味深い要望が会場より出た際には、高橋司が「上手いこと言うね~!」と反応。
このようにメーカー、工場、オーナーがカローラを通して一体となるような暖かい時間が流れていたことが窺える。
単なる交流に終わらない! ファンミーティングの醍醐味は体験でしょ!
また、本ファンミーティングはこうしたステージを通した交流だけでなく、カローラ クロス(一部改良モデル)の試乗やトヨタの評価ドライバーが運転するGRカローラの同乗体験も実施。
2025年5月に発表した新しいカローラ クロスをいち早く運転できるのはカローラを愛するオーナーならではの特権だろう。試乗会では、なんと開発陣が同乗し、カローラ クロスのこだわりポイントや乗り味を開設。こうした試みは、単なる試乗会にとどまらない特別感のある貴重な体験はファンミーティングならではの光景だ。
GRカローラ同乗に方は、岩手工場内にある全長2.4キロのテストコースを走行。運転手の評価ドライバーはトヨタ自動車でも屈指の技術を持つとの噂。持っている性能を最大限引き出す運転テクニックに加え、クルマとしての完成度の高さから、参加者はGRカローラの奥深さ、ポテンシャル、新たな一面を堪能できたであろう。





















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