グランチャン魂を受け継ぐレーシングカーが富士を走る! 童夢が「DOME CONCEPT SPORTS(仮称)」発表!

グランチャン魂を受け継ぐレーシングカーが富士を走る! 童夢が「DOME CONCEPT SPORTS(仮称)」発表!

 日本のレーシングカーコンストラクター童夢がFIAフォーミュラリージョナル規格車両をベースとした新マシン「DOME CONCEPT SPORTS(仮称)」を開発。グランチャンピオン車両を現代風に解釈したレーシングカーが、富士スピードウェイで走行したぞ!

文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes

【画像ギャラリー】グラチャンカーモチーフのマシンがまた富士を走る! HALOが付いて現代風になってるのもカッコいいぞ!(6枚)画像ギャラリー

現代のGCカー!? 富士スピードウェイでお披露目走行!

グランチャンピオン車両の作り方をモチーフに現代風に解釈
グランチャンピオン車両の作り方をモチーフに現代風に解釈

 レーシングカーコンストラクターとして知られる童夢が、新しく開発した「DOME CONCEPT SPORTS(仮称)」のお披露目走行を行う。同マシンが、走るのは2025年8月9日に富士スピードウェイで開催される「GC Returns」のレジェンドデモラン枠。走行後は展示されるため、来場者は実車を間近に見ることが可能だ。

 「DOME CONCEPT SPORTS(仮称)」はFIAフォーミュラリージョナル規格車両であるDOME F111/3 をベースとしたもの。

 カーボンモノコックシングルシーターをもとに、グランチャンピオン(GC)車両を現代的に解釈したようなマシンとなっている。そのためか、HALOが装備されるなどFIA 2018サバイバルセル規定に準拠したものに。

童夢がこだわった驚きのスペックとコンセプト

 エンジンは340hp、400Nm予定のATM-AR-F3R EVOが搭載される。これはリージョナル車両の約270hpを上回っている。さらに富士スピードウェイ専用仕様となったSADEV製6速シーケンシャルギアが積まれる。エアロはグランエフェクトエアロを採用でDRS(ドラッグ・リダクション・システム)の搭載については検討中。

 童夢としては、ハイダウンフォース車両のレッスンカーとしての素質を狙うとのこと。

 かつて日本を熱狂させた富士グランチャンピオンレースを彷彿とさせる「DOME CONCEPT SPORTS(仮称)」のお披露目走行時間は8月9日9:20~9:40を予定しており、走行後はA34番PITに展示される。

 

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