原則は「外気導入」を使いましょう
JAFによると、「排ガスや花粉を嫌い、車の空調を内気循環にするドライバーがいる。そのままで問題ないかを内気循環と外気導入に分けて、車内環境について検証した」とのことで、その結果がJAFのホームページに記載されています。
参考 JAF公式:ドライブ中で、空調は「内気循環」「外気導入」どちらがいいの?
テスト実施日は2019年4月3日。2台のクルマを使い、高速道路、郊外・山道、市街地、と走行調査したところ、「内気循環」車の方は、「外気導入」車に比べて、CO2濃度が4倍から6倍ほどに増えていたそう。
乗車した人の中には、眠気や軽い頭痛を感じる人がいたようです。また、車室内で測定した花粉量については、わずかな量しか確認することができなかったそうです。
「最近のエアコンフィルターは、ある程度花粉を除去できるため、外気導入でも花粉を心配する必要はあまりなく、衣類に付着した花粉や、乗降時に車内に付着した花粉を除去した方が重要だと思われる」(JAF報告より抜粋)、とのこと。
CO2の濃度の上昇は、ドライバーの疲労感の増加や、注意力の低下、さらには眠気や頭痛など、その状態のまま運転するのが危険な状況になりえます。
外気導入と内気循環の違いをよく理解し、うまく使い分けることをお薦めします。
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