驚きの圧倒的な乗り心地
長い長い前置きになった。上海ショーで見たときから乗りたかったN7の試乗です。日本の免許証は有効じゃ無いため、東風日産のテストコースでハンドルを握る。Dレンジをセレクトして走り出すと、良い意味で全く普通。ブレーキから足を離した時のクリープも、アクセル踏んだ時の走り出しも自然。というか、良く躾けられている。モーターの音は静かで、上質感すらある。
意外だったのが乗り心地。中国車に何度も乗った経験を持つけれど(マイカーもBYDですから。笑)、N7の乗り心地は競合車を余裕で凌ぐ。どこのダンパーを使っているのか聞いたら、中国のメーカーとのこと。最初は厳しい仕上がりだったものの、工場の生産ラインにまで入ってダンパー作りを指南したという。ザックスやテネコと比べたって負けていないレベルだ。
ハンドリングも上質。コスト掛かったラックモーター式の電動パワステを使うため、ステアリングフィール良好。ウエット路面でフルブレーキしながら車線変更してABSや横滑り防止装置の制御をチェックしたが、これまた高い点数をつけられる。静粛性や滑らかさ、上質感など、中国に行く前に試乗した新型リーフより全ての点で勝るほど。このまんま日本に持ってきたって褒められる。
こんなに出来がいいんだから右ハンつくっちゃおうよ……!
強いて弱点を探すと、駆動系の精度が出ていないらしくアクセルのオンオフで若干タイムラグを感じる。タイムラグ無くすとギアのバックラッシュが出るためだ。ただシステムの弱点を制御で上手にカバーしている。普通に使っている分には全く気づかないレベルだし、電気自動車でレースやラリーやってなければ自動車ジャーナリストだって気づかないと思う。
驚いたことに全てポジティブな評価である。N7を「中身は東風汽車でしょ」みたいに言う人もいるけれど、クルマで大切なのは乗り味。中国車と比べたら全ての点で優しい味になっている。食べ物で言ったら香辛料でなくダシの味といったイメージ。
N7は中国国外などにも輸出されるというが、どこでも同じような評価を受けると思う。右ハンドルも作っちゃったら?
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