人気のあるクルマの後継車でありながら、先代までの元気はどこへ? というくらい売れ行きが鈍ってしまうクルマもある。2023年に新型が登場したスズキ スイフトがまさにそれ。庶民の味方であるはずのスイフトにいったい何があった!?
※本稿は2026年2月のものです
文:永田恵一/写真:スズキ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年3月10日号
月販平均1418台と低迷気味……庶民の味方に光を当てたい!
・こんなクルマ
ヤリス、マツダ2が直接的なライバルのコンパクトカー。プラットフォームは継続だが、パワートレーンは新開発の1.2L、3気筒+マイルドハイブリッドが中心。
・現在の状況
2023年12月新型が登場。2025年の月販平均は1418台と苦戦中。なぜだ?
歴代スイフト同様、全体的に非常に堅実な仕上がりなのに加え、1.2L、3気筒エンジンはスペックこそ「普通」だが、動力性能と燃費のバランスは見事だ。
が、販売台数はイマイチ。理由はモデルチェンジの度にクセが強くなり、好みが分かれるスタイルとなったこと。
そして先代スイフトスポーツが2025年まで継続販売されたのも一因。
モデルチェンジしたスイフトのトップグレードとスイスポを比べると価格が意外と変わらず、「最後かもしれないので、スイスポを買う!」という選び方をした層が相当いたと思われる。
100万円台グレードの「充実PR」や、女性向け追加モデルなど、スイフトの伸びしろはまだまだありそう。
2025年8月マイナーチェンジ! もっと売れてもいいスズキ アルトラパン&アルトラパンLC
2022年の一部改良で追加されたラパンLCともどもマイナーチェンジされたばかりのラパンだが、2025年12月の月販は合計で1375台と寂しい。
スーパーハイトワゴンが売れ筋の軽自動車業界で、「可愛い系」はミラトコットが絶版になりムーヴキャンバスくらいしかないのを思うと、ラパンの存在自体は立派である。
販売が伸び悩む理由は、プロモーション不足と軽セダンのわりにムーヴキャンバスに近い価格の高さがあるだろう。お買い得特別仕様車を発売し、PRを仕掛けて再浮上してほしい。
【画像ギャラリー】ステアリングのそこにスイッチ!? 200万円台のコンパクトカーにしては出来すぎなスイフトの内装を見てよ!(17枚)画像ギャラリー



















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