カワサキの人気レトロスポーツ「Z900RS」シリーズの2026年モデルが発表された。スタンダードモデルには新色「キャンディトーングリーニッシュブルー」を追加し、SEやCAFE、Black Ball Editionも継続展開。名車Z1のDNAを受け継ぐ人気モデルがどのように進化したのか、その見どころを詳しく紹介する。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】新色追加で注目! カワサキ Z900RS 2026年モデル進化の理由(12枚)画像ギャラリーZ1の伝統を現代技術で磨き続けるロングセラーモデル
カワサキモータースジャパンは、レトロスポーツモデル「Z900RS」シリーズの2026年モデルを発表した。Z900RS、Z900RS SE、Z900RS CAFEは2026年8月1日より、Z900RS Black Ball Editionは2026年9月1日より全国のカワサキプラザで発売される。
今回の最大の話題は、スタンダードモデル「Z900RS」に新色「キャンディトーングリーニッシュブルー」が追加されたことだ。歴代Zシリーズを思わせる深みのあるブルーは、クラシカルなスタイリングとの相性も良く、新たな定番カラーとして人気を集めそうである。
2017年のデビュー以来、Z900RSは”往年の名車Z1を現代によみがえらせたモデル”として高い人気を維持してきた。丸型LEDヘッドライトやティアドロップ型タンク、スポークホイール風デザインなど、往年の雰囲気を色濃く残しながら、中身は現代のスポーツネイキッドそのものだ。
搭載される948cc水冷並列4気筒エンジンは、電子制御スロットル(ETV)によって低回転域では扱いやすく、高回転では爽快な加速を実現。さらにIMUを活用したKCMF(カワサキコーナリングマネジメントファンクション)、双方向対応のKQS(カワサキクイックシフター)、電子制御クルーズコントロールなど、最新の電子制御技術も惜しみなく投入されている。
国内仕様ではローシートを標準装備し、足つき性や取り回しにも配慮。見た目だけではなく、日常からロングツーリングまで快適に楽しめる完成度の高さが、多くのライダーに支持され続ける理由といえる。
個性で選べる4つのラインアップ
2026年モデルでは、それぞれ異なる魅力を持つ4モデルが用意される。
スタンダードのZ900RSは新色を採用したことが最大の変更点。一方、「Black Ball Edition」はブラックアウトされたホイールやハンドル、レバー類、タンクキャップなどを採用し、精悍なオールブラック仕様を継続する。
上級グレードの「Z900RS SE」は、ブレンボ製ブレーキシステムとオーリンズ製リヤサスペンションを標準装備。さらにUSB Type-C電源ソケットやGPS対応前後2カメラドライブレコーダーも備え、スポーツ性能とツーリング性能を高いレベルで両立している。
「Z900RS CAFE」は、ビキニカウルや専用シート、ローポジションハンドルを採用したカフェレーサースタイル。2026年モデルでは「キャンディトーンレッド」を採用し、マッハシリーズへのオマージュとなるレインボーラインのグラフィックが存在感を放つ。
なお、全モデルがスマートフォン連携機能「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」に対応。無料ライセンスを取得すれば、ナビゲーションや音声コマンド機能も利用できる。
価格はZ900RSが150万7000円、Black Ball Editionが152万9000円、SEが183万7000円、CAFEが154万円(いずれも税込)。
Z900RSシリーズは毎年大きなモデルチェンジを繰り返すのではなく、完成度の高い基本性能を維持しながらカラーや装備を磨き続ける”熟成型”のモデルだ。だからこそ、発売から約9年が経過した現在でも高い人気を維持している。
近年はネオクラシックカテゴリーの競争が激しくなっているが、Z1という圧倒的なブランドストーリーと最新電子制御を融合したZ900RSの存在感は依然として大きい。今回の新色追加は、その人気をさらに後押しするアップデートとなりそうだ。














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