台風や集中豪雨などでクルマが水没したとき、車内からの脱出を助ける「緊急脱出ハンマー」が登場した。小林薬品の「RABLISS KO460」は、強化ガラスの破砕とシートベルトの切断を1本に集約。いざというときの車載防災用品として、その中身をチェックしておきたい。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】豪雨の車内脱出に備える! 緊急脱出ハンマー新登場(9枚)画像ギャラリー「そのとき」に使えるか? 電源不要の車載防災アイテム
クルマに乗っていると、普段は意識しないものの、事故や水没などで「車内から出られない」という事態は絶対に避けたい。とくに台風や豪雨が相次ぐ時期には、車載防災用品を一度見直しておく価値がある。
そんな緊急時の脱出をサポートする用品として、小林薬品から「RABLISS KO460 緊急脱出ハンマー」が発売された。2026年9月30日に発表された製品で、自動車用強化ガラスを破砕する機能と、シートベルトを切断するカッターを1本にまとめている。
特徴的なのは、その名のとおり「握って叩く」ハンマー型であること。グリップには凹凸が設けられており、握りやすく力を作用させやすい設計とされている。電源や電池を必要とせず、手動で操作できるのも緊急用品として分かりやすいポイントだ。
もうひとつの機能がシートベルトカッター。グリップを握り、ベルトをスリットに通して引くことで切断する仕様となっている。つまり、ガラスを割るだけでなく、シートベルトから抜け出すための機能も1本にまとめたわけだ。
いざというときに迷わないため、収納場所も重要
本体には破砕ヘッドを覆う収納ホルダーも付属。車内に常備するアイテムだけに、使わないときの保管性にも配慮されている。販売情報では、本体サイズは約8×23×3cm、重量は約164gとされており、車内に置いておく防災用品としてコンパクトにまとめられている。販売価格は1980円(税込)と掲載されている。
ただし、ここは重要。KO460のガラス破砕機能は自動車用強化ガラスを対象としたもので、車両のすべてのガラスに使用できるわけではない。また、車両や事故・水没の状況によっては使用できない場合があり、すべての状況で車外への脱出を保証する製品ではない。
だからこそ、購入して車内に置くだけで安心、というものではない。実際にどこへ収納するのか、緊急時に手が届くのかを考えておくことが大切だ。小林薬品は実車を使った実証動画も公開しており、ガラス破砕とシートベルト切断の様子を確認できる。
普段はほとんど出番がない一方、一度必要になれば「そこにあるかどうか」が大きな意味を持つ可能性がある緊急脱出用品。台風や豪雨のシーズンを機に、車載防災グッズのひとつとしてチェックしておきたいアイテムだ。











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