スズキ ラパンにはHYBRID G、HYBRID L、HYBRID Xの3グレードが用意される。価格は151万4700円から171万7100円まで。その差は約20万円だが、エンジンや燃費性能は基本的に共通だ。では何にお金を払うのか? 装備と価格を比べながら、2026年時点のベストグレードを考えてみよう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、スズキ
【画像ギャラリー】ラパンのグレード迷うけどラパン LCも魅力!? ラパンファミリーを写真で比較!(16枚)画像ギャラリー151万4700円のGでも走りと安全性能は変わらない
まず3グレードの2WD車価格を並べると、HYBRID Gが151万4700円、HYBRID Lが160万1600円、HYBRID Xが171万7100円。GとLは8万6900円差、LとXは11万5500円差となる。
興味深いのは、どれを選んでもパワートレーンが同じことだ。R06D型660ccエンジンにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドを搭載し、2WD車のWLTCモード燃費もすべて27.3km/L。上級グレードだから速くなったり、燃費がよくなったりするわけではない。
衝突被害軽減ブレーキのデュアルセンサーブレーキサポートIIをはじめとした予防安全装備も全車に備わる。つまりGは「安いから安全装備まで削った仕様」ではない。
ただし快適装備には差がある。Gはヘッドランプがハロゲンで、エアコンもマニュアル式。対してLではLEDヘッドランプやフルオートエアコンが装備され、毎日使うクルマとしての快適度がグッと上がる。
しかも、その差は8万6900円。夜間の見やすさや、温度設定だけで済むオートエアコンの便利さを考えれば、Lの価格アップは十分納得できる範囲だろう。
本命はL!! Xはラパンらしさを満喫したい人向け
では最上級のHYBRID Xはどうか。
Xになると14インチアルミホイールやメッキ加飾などが加わり、見た目の華やかさが増す。さらに2トーンルーフもXならではの選択肢。ラパンを「安くて燃費のいい軽」ではなく、デザインまで含めて楽しみたい人には重要なポイントだ。
室内装備も充実する。ナノイーX搭載フルオートエアコンや、車内をぐるりと囲む360°プレミアムUV&IRカットガラスなどを採用。強い日差しや暑さが気になる人にとっては、価格表だけでは分かりにくい魅力がある。
とはいえLから11万5500円高くなるだけに、実用性だけで考えると少々ぜいたくでもある。走行性能や燃費はLと同じだからだ。
結論として、価格最優先ならGで十分。151万4700円でマイルドハイブリッドと充実した安全装備が手に入るのだから、割り切り派にはかなり魅力的だ。
しかし総合的なベストグレードはHYBRID Lとしたい。Gに8万6900円プラスするだけでLEDヘッドランプやフルオートエアコンが手に入り、普段使いの満足度が大きく高まるからだ。
そして「せっかくラパンに乗るなら、かわいさも装備も妥協したくない」という人にはX。Gは価格、Lはバランス、Xは満足感。3グレードの性格は意外なほど明快なのである。
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