コロナ禍の影響もあり、ペットと一緒にクルマで出掛ける機会が増えている。そういった人に非常に役立つのが高速道路の高速道路のSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)に併設されたドッグランだ。
ここでは北海道から九州の鹿児島まで全国にある高速道路のSA・PAにあるドッグランを廻ったライターが、また立ち寄りたい!と思うホスピタリティの高い施設をエリア別に紹介。
第1回目は関東エリアにある高速道路のSA・PAのドッグランの中から、何度でも立ち寄りたいと思うベスト3を紹介。
文、写真/萩原文博
【画像ギャラリー】関東エリアにあるサービスエリアにあるドッグランの詳細画像(13枚)画像ギャラリー関東エリアの高速道路にはドッグランは10カ所設置
関東地方にある高速道路のSA・PAに併設されたドッグランは、神奈川県の東名高速道路・鮎沢PA上り、埼玉県は東北自動車道・蓮田サービスエリア上り、関越自動車道・高坂サービスエリア。千葉県は館山自動車道・市原サービスエリア上下。
茨城県は常磐自動車道・守谷サービスエリア上下。栃木県は東北自動車道・佐野サービスリア上下、那須高原サービスエリア下りの10カ所。
まず第3位は、東北自動車道蓮田サービスエリア上り。東北自動車道上り線で最も東京寄りにあるパサール蓮田と呼ばれる蓮田サービスエリア上りは2019年7月にリニューアルオープンした新しい施設だ。
パサール蓮田へと生まれ変わった施設は、NEXCO東日本最大級のスケール。以前の蓮田サービスエリアに比べて、駐車マスを約3倍、商業施設の規模を約2倍に拡大している。
商業施設も高速道路初出店となる仙台の名店「牛たん炭焼利久」をはじめとした11店舗にのぼる。さらに、青果、精肉、鮮魚で構成する生鮮ゾーン「旬撰市場(シュンセンイチバ)」をサービスエリア・パーキングエリアで初展開。高速道路の利用客だけでなく、近隣地域の住民にも利用できるようになっている。
蓮田サービスエリア上りのドッグランは人工芝が引き詰められ、清潔感の高さが特徴。ドッグランは小型犬と中・大型犬用に分けられているので安心。おしっこポールや排泄物ボックスはドッグランの外に設置されている。
各ドッグランにはベンチが一つ設置されており、ワンコだけでなく人間もリラックスできる。人工芝の引き詰められたフィールドの端には木が植えられていて、フェンスとの緩衝体が作られているのもGood!
利用時間は9時~17時と短めだが、入口付近には照明のある公園のようなスペースがあるので、ドッグランが利用できないときは、こちらのスペースでワンコと一緒にリラックスできる。
また、商業施設の外にはテラス席が数多く設置されているので、ワンコと一緒に食事を取ることも可能。このホスピタリティの高さそして充実した食事などを高く評価して第3位となった。
第2位に選んだのは、千葉県の館山自動車道にある市原サービスエリア上り。このサービスエリアは「房総」を食べて旅するマーケット」がコンセプト。
商業施設の中では、房総の食材をふんだんに使用した「釜炊ごはんの海山食堂」をはじめ、海の幸・山の幸。房総の名産品を揃えた「TABE TABI SHOP」があり、房総を凝縮している。なかでも、釜炊ごはんの海山食堂の新鮮な6種類の海の幸を盛り付けた海山海鮮丼(1580円)は高速道路で食べられるクオリティを超えている。
ドッグランは、商業施設向かって左側奥にある。ここの施設も小型犬用と中・大型犬用の2つのエリアに分かれている。出入り口も別々となっているため、大型犬が苦手な小型犬も安心して遊ぶことができる。
どちらのスペースもほぼ同じ広さで、フィールドには芝生の絨毯が広がっているので、ワンコも気持ち良く走り回れそう。またココは、24時間利用可能で夜間でも遊べるように照明施設も設置されているのは魅力。
小型犬エリアには屋根付きのベンチそして、中・大型犬エリアにはテーブル付きのベンチが用意されている。またドッグランの外に水道施設や排泄物ボックスが設置されている。ドッグランの周辺は、花壇があるキレイな広場となっているので、人間も癒される。
商業施設の中にある「はらくち製パン所」というパン屋さんのレジ前には、ワンコ用の「骨パン」が販売されている。骨の形をしたパンは、牛や豚の挽肉を練り込み、しかも塩分控えめというもの。また、オリジナルのワンコグッズやおやつも充実しているのも重宝する施設だ。
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