「トイレは早めに」の看板は必要なのか？ 高速道路には珍景がいっぱい!!

　今年も恒例の「東名集中工事」が行われた。どれだけ多くの人がこの渋滞に泣かされてきたことか。そしてついに（？）SNS等では疑問の声も上がり始めている。

　今回はそんな「素晴らしき日本の高速道路」を利用しているときに、気になった風景や標識などの写真をもとにつぶやきたい。

文・写真／池之平昌信

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■世界最高レベルの日本の高速料金

　日本の高速道路料金は世界の最高レベルだろう。確かに山間部も多く、トンネルや橋など莫大な建設費がかかることは理解できる。だが、これだけの台数の自動車・トラック等が毎年多額の税金を払っているし、燃料代に上乗せされている税金（ガソリンの場合で1リッターあたり50円超）、さらに消費税もある。

　高速道路料金に関する議論や選挙公約も最近ぱったり耳にしなくなったし、「無料にするには財源が……」とか「休日割引やETC割引もあります」なんてこともいわれる。

■「トイレは早めに」の看板は必要なのだろうか？

　しかし、ちょっと考えて欲しい。高速だろうがなんだろうが、「道路」なのだからそもそも料金を取られること自体おかしいと思う人はいないのだろうか？

　料金を払うために高価な機器まで買っているわけだが、割引や温水の出る手洗い所でごまかされていないだろうか？　そりゃあ若者のクルマ離れもおきるよね。税金もかからない自転車欲しくなるよね。と思うのは自分だけだろうか。

　道路建設費に比べれば「トイレは早めに」の看板設置料は微々たるものだろう。だが、その費用まで通行料で負担していると思うと、悲しくなるおじさんのつぶやきでした。おしまい。

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