■初代エルグランド←初代アルファード
アルファードは、エルグランドの典型的なパクリカーであると断じることができる。
エルグランドの登場は1997年5月で、2002年5月に2代目にチェンジ。その時期に合わせてトヨタがリリースしたのが、初代アルファードだ。
元祖側のモデルチェンジに合わせてパクリを出したタイミングは、ソアラに対するレパードと同じで、今度はトヨタがやり返した形である。
ベースの駆動方式こそ違ったが、箱型の大型高級ミニバンというコンセプトや、イバリの強いアメリカン・ミニバン風のグリルという部分はまったく同じ。
それでいてアルファードは、FFベースがもたらす居住性や、4気筒2.4Lエンジンの投入によるお買い得感で、登場直後からエルグランドを逆転。その後差は開く一方となった。
現在は、日産が国内専用車としてのエルグランドの新規開発をあきらめ、米国向けの「クエスト」の幅狭版にしたことから、ルーフが低くなり、半ば戦線離脱状態に。アルファード/ヴェルファイアの独走となって久しい。
■パクリ判定/もともとは超有罪
■パクッた結果/大勝利
■特別番外編/スズキX90←イヴォークコンバーチブル
これは国産同士じゃないですが、余話として。販売当時、迷車・珍車の名を欲しいままにしたX90だが、SUVとオープンの合体というコンセプトは、イヴォークコンバーチブルも一応同じ(?)。パクリではぜんぜんないにせよ、後追いと言えないこともない。VWも後追いする可能性アリ。
ひとつのコンセプトが、時代を超えて復活することもあるということで、いまさらながら、X90に敬礼!
コメント
コメントの使い方ブルドックと韋駄天も天も入れてください。
劣化版韋駄天はブルドックの敵にはなれなかった。
販売力はあるが技術や発想が全くついて行ってないトヨタです。今も…