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■エルグランド、リーフ、エクストレイルを一部改良

現行エルグランドは2010年8月にデビュー、2014年1月にマイナーチェンジを実施

 日産は12月上旬にエルグランド、来年1月下旬にリーフとエクストレイルを一部改良し、仕様変更や安全装備などを強化します。

 エルグランドは10月上旬現在で従来モデルをオーダーストップし、在庫一掃セールに入っていて、格安で買える状況になっています。

 その在庫車があればカーナビ、ETC付きで40万円以上の値引きが可能となります。リーフはモーターやバッテリーの容量拡大によって、性能向上や航続距離の延長が図られます。

■新型インサイトのプレキャンペーンを開始

ボディサイズは全長4675×全幅1820×全高1410mmの4ドアセダン。パワートレインは先に登場したクラリティPHEVにも採用される1.5Lエンジンとの組み合わせるによるi-MMDハイブリッド

 ホンダは12月中旬に発売するハイブリッド専用セダン、新型インサイトの簡易パンフレットを10月上旬から配布し、プレキャンペーンをスタートさせました。

 新型インサイトはシビックセダンがベースで、スタイリッシュな4ドアファストバックスタイルが特徴。パワートレーンは新開発1.5Lの2モーターハイブリッド、i-MMDを搭載します。

 先進安全システム「ホンダセンシング」は、衝突軽減ブレーキ、歩行者事故低減ステアリングなどに加えて、後方誤発進抑制機能、オートハイビームを装備するなどしてより安心、快適なドライブをサポートできるように仕立てています。

 グレード構成は、LX、EX、EXブラックの3タイプです。価格は340万円あたりからとかなり高めの価格設定で、トヨタのプリウスよりもハイクオリティ指向となっています。

 ホンダはこれによってグレイス、シビック、インサイト、アコード、レジェンドの5車種のセダンラインアップが出揃うことになります。

 気になる燃費ですがJC08モードで34km/L、WLTCモードで28km/L程度になるでしょう。

■エクリプスクロスのグローバルでの販売が好調!

エクリプスクロスは253万2600〜309万5280円。150ps/24.5kgmの1.5L、直4MIVECターボを搭載。JC08モード燃費は14.0〜15.0km/L

 三菱自動車の新型クロスオーバーSUV「エクリプスクロス」がグローバルで好調な販売推移を見せています。

 2017年10月から欧州はじめ各国、日本国内は今年3月から発売を開始し、4~8月のグローバルでの販売台数は合計3万8269台(月平均7654台)です。

 地域別では、日本5175台、北米7503台、欧州1万6770台、北アジア877台、アセアン352台、オーストラリア&ニュージランド4576台、ラテンアメリカ288台、中東1151台、アフリカ1577台となっています。この全台数を岡崎工場で組み立てており、フル生産の状況にあります。

■アウトランダーがPHEVのトップブランドに

アウトランダーPHEVは8月に大幅改良などもあったため、販売台数が今ひとつのプラグインハイブリッド車のなかで最も売れているモデルとなっている

 2018年9月の乗用車の登録実績で注目したいのは三菱アウトランダーPHEV の好調な売れゆきです。アウトランダーPHEVが1247台なのに対して、トヨタのプリウスPHVは866台、ホンダのクラリティPHEVはわずか65台と大きく差をつけています。

 その要因は、ニーズの高いSUVであることに加え、2018年8月に大幅改良して商品性を向上したこと。さらに、アウトランダーにはハイブリッドの設定がなく、PHEVの販売に専念できることもあげられます。

 これに対して、トヨタやホンダはハイブリッド車も設定しているため、わざわざ高価なプラグインハイブリッドを購入するメリットをユーザーが感じないという事情があるようです。

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