■エルグランド、リーフ、エクストレイルを一部改良
日産は12月上旬にエルグランド、来年1月下旬にリーフとエクストレイルを一部改良し、仕様変更や安全装備などを強化します。
エルグランドは10月上旬現在で従来モデルをオーダーストップし、在庫一掃セールに入っていて、格安で買える状況になっています。
その在庫車があればカーナビ、ETC付きで40万円以上の値引きが可能となります。リーフはモーターやバッテリーの容量拡大によって、性能向上や航続距離の延長が図られます。
■新型インサイトのプレキャンペーンを開始
ホンダは12月中旬に発売するハイブリッド専用セダン、新型インサイトの簡易パンフレットを10月上旬から配布し、プレキャンペーンをスタートさせました。
新型インサイトはシビックセダンがベースで、スタイリッシュな4ドアファストバックスタイルが特徴。パワートレーンは新開発1.5Lの2モーターハイブリッド、i-MMDを搭載します。
先進安全システム「ホンダセンシング」は、衝突軽減ブレーキ、歩行者事故低減ステアリングなどに加えて、後方誤発進抑制機能、オートハイビームを装備するなどしてより安心、快適なドライブをサポートできるように仕立てています。
グレード構成は、LX、EX、EXブラックの3タイプです。価格は340万円あたりからとかなり高めの価格設定で、トヨタのプリウスよりもハイクオリティ指向となっています。
ホンダはこれによってグレイス、シビック、インサイト、アコード、レジェンドの5車種のセダンラインアップが出揃うことになります。
気になる燃費ですがJC08モードで34km/L、WLTCモードで28km/L程度になるでしょう。
■エクリプスクロスのグローバルでの販売が好調!
三菱自動車の新型クロスオーバーSUV「エクリプスクロス」がグローバルで好調な販売推移を見せています。
2017年10月から欧州はじめ各国、日本国内は今年3月から発売を開始し、4~8月のグローバルでの販売台数は合計3万8269台(月平均7654台)です。
地域別では、日本5175台、北米7503台、欧州1万6770台、北アジア877台、アセアン352台、オーストラリア&ニュージランド4576台、ラテンアメリカ288台、中東1151台、アフリカ1577台となっています。この全台数を岡崎工場で組み立てており、フル生産の状況にあります。
■アウトランダーがPHEVのトップブランドに
2018年9月の乗用車の登録実績で注目したいのは三菱アウトランダーPHEV の好調な売れゆきです。アウトランダーPHEVが1247台なのに対して、トヨタのプリウスPHVは866台、ホンダのクラリティPHEVはわずか65台と大きく差をつけています。
その要因は、ニーズの高いSUVであることに加え、2018年8月に大幅改良して商品性を向上したこと。さらに、アウトランダーにはハイブリッドの設定がなく、PHEVの販売に専念できることもあげられます。
これに対して、トヨタやホンダはハイブリッド車も設定しているため、わざわざ高価なプラグインハイブリッドを購入するメリットをユーザーが感じないという事情があるようです。
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