■将来、ロボットが日本人の生活を支えるようになるかも?
このRHP Bexを見た時、「これが将来実用化されたら、原付に代わる新しい移動の足になるんじゃないかな? 凄い!」と感じた担当だった。
気になってさらに調べると、Bexだけじゃない、ほかにもさまざまなバリエーションのロボットを開発中だという。
現在、川崎重工業では四足歩行のRHP Bexのほかに、キュートな見た目が可愛らしい人共存型ヒューマノイドロボット「Friends(フレンズ)」も開発中だという。
こちらはBexとまた違い、高齢者が乗る車椅子を押すなど、介護現場で活躍することを狙って開発されているロボットとのことだ。
今、クルマでもASV、さらには自動運転など今まで人間がしてきたことを自動で補助してくれる機構が続々生み出されている。
モビリティやクルマに限らず、さらに身近な生活面においてもロボットがサポートしてくれるようになる日は近いかもしれない。
■Bexの兄貴分「Kaleido」にも注目!
RHPの正式名称は「Robust Humanoid Platform」だが、紹介したBexやFriends以外に、その兄貴分にあたるモデルが存在する。Kaleido(カレイド)と呼ばれるモデルである。
Kaleidoとは、川崎重工業が開発する人型ロボットであり、成人男性と同じくらいのサイズを誇る(身長180cm、重量は80kg)。また、Robust(屈強な)の名が示すとおり、現場での使用を何より考慮し、転倒しても故障しないといった堅牢さも兼ね備えている。
2015年に開発をスタート、2017年に初代誕生後、すでに7代目となったKaleido。最終的に目指すところは人型ロボットの社会実装であるといい、例えば建築現場での高所作業や危険作業もKaleidoが人間の代わりとなってできればという。
まだまだ進化と可能性が残されている人型ロボットのこれからに注目だ。
【画像ギャラリー】「ヤックル」にも似てますな…? 川崎重工のヒューマノイドロボット「RHP Bex」をギャラリーでチェック!(5枚)画像ギャラリー
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