LEDが夜間・早朝・暗所での荷役作業の光明となる! 極東開発のパワーゲートにオプション設定された安全装備とは

LEDが夜間・早朝・暗所での荷役作業の光明となる!  極東開発のパワーゲートにオプション設定された安全装備とは

 テールゲートリフトとは、トラック荷台の後部に袈装され、カゴ車などの荷物を載せて昇降する荷役省力装置のこと。

 とても便利な装置ですが、普及するにつれてテールゲートリフト使用時の労働災害も増えてきており、より安全な使用管理が求められています。

 コンビニなどの店舗配送は夜間・早朝など、まだ暗いうちに行なわれることも多いのですが、極東開発工業から暗い時間帯や暗所でも安全・安心な作業をサポートする新製品がリリースされました。

文/フルロード編集部 写真/極東開発工業

パワーゲートにオプション設定された2つの新製品

夜間等の作業性・安全性向上を図るLEDプラットフォームランプ(写真はGC型)
夜間等の作業性・安全性向上を図るLEDプラットフォームランプ(写真はGC型)

 極東開発工業が4月3日から発売するのは、同社のテールゲートリフタ「パワーゲート」のG型(後部格納式)およびCG型(床下格納式)向けにオプション設定されたる「LEDプラットホームランプ」および「LED上昇完了ランプ」。

 LEDプラットホームランプは、パワーゲートの下降時にプラットホーム(荷物搭載部)を照射することで作業する人の足元の安全性を向上させ、上昇時には地面を照射することで周囲にパワーゲートが作動していることの注意喚起を促すもの。

 早朝・夜間や暗い場所における作業時の安全確保と周囲への配慮を効果的にサポートする。

 また、LED上昇完了ランプは、パワーゲートのプラットホームがボディ床面と同一高さまで上昇すると、ボディ内に取り付けられたランプが点灯。

 上昇が完了していることが一目で認識できるため、荷役作業時の安全性向上に貢献する。

ゲートが上がりきらない状態でカゴ車等を移動させると転落事故に至る危険性がある。「上昇完了ランプ」があれば上がりきったかどうか一目瞭然だ
ゲートが上がりきらない状態でカゴ車等を移動させると転落事故に至る危険性がある。「上昇完了ランプ」があれば上がりきったかどうか一目瞭然だ

「セーフティパッケージ」との同時装着で安全性がさらに向上

 極東開発のパワーゲートには、別途「セーフティパッケージ」と称するオプションがある。

 これは、プラットホームの視認性が向上するLEDライトやウォーニングフラップ、庫内からの視認性が向上するキャスターストッパ内側の反射テープや赤色塗装、プラットホーム上の荷物や台車の落下防止を図る側面落下防止アングルなどをセットにしたパッケージオプションだ。

 この「セーフティパッケージ」と今般の「LEDプラットホームランプ」および「LED上昇完了ランプ」の同時装着により、安全・安心なテールゲートリフト作業をより一層効果的に行なうことが可能となると極東開発ではアピールしている。

 LEDプラットホームランプのオプション価格(希望小売価格、取付費込み、消費税抜き)は5.1万円で、LED上昇完了ランプ(同)は6.2万円となっている。

【画像ギャラリー】 極東開発のパワーゲートの安心・安全装備「LEDプラットホームランプ」「LED上昇完了ランプ」(5枚)画像ギャラリー

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