5月から令和元年がスタートした。スープラが先陣を切って令和最初のニューモデルとなったが、「その次」は? 各カテゴリーの「令話最初のモデル」はどれだろう?
今後登場する新車事情について、詳しい流通ジャーナリストの遠藤徹氏の情報とともに、ベストカースクープの最新情報を集約してみた。
カテゴリー別の“令和”初グルマはコレだ!
※本稿は2019年4月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年5月26日号
■令和最初のSUV
●スバル NEWアウトバック(2019年10月)
SUVカテゴリーの令和初グルマは2車種のどちらかになりそう。その一台は、ニューヨークショーで公開されたスバルの新型レガシィアウトバックだ。日本では10月発売が予想される。
さらに、ラッシュ/ビーゴの後継車となるトヨタ&ダイハツのスモールSUVも10月に登場すると遠藤氏は言う。
【こっちが先かも?】トヨタ&ダイハツ スモールSUV(2019年10月)
この新しいスモールSUVはダイハツが開発してトヨタへはOEM供給されるモデルで、トヨタとダイハツで販売。搭載するパワートレーンは、トールなどに採用される1L直3とそのターボで、CVTとの組み合わせ。ターボはFFと4WDがあるが、NA車はFFのみになるという情報がある。
価格は190万~230万円程度になるという。
また今年、SUVはマツダのCX-30の登場も予想され、注目車揃いになりそうだ。
■令和最初のミニバン
●ホンダ フリード改良型(2019年10月)
ミニバンカテゴリーでは、フリードのマイナーチェンジ車が令和後初のニューモデルになると遠藤氏は言う。
ミニバンは、フルモデルチェンジや新規モデルの登場が年内にはなさそうなのだ。
改良型フリードの登場は今年10月。ビッグマイナーチェンジとなり、内外装のデザインが変更され、先進安全装備も最新版が採用される。
さらに2列シート車のフリードプラスには、よりアウトドア志向のユーザーに向けた新バージョン「フリードクロス」が設定されるという情報もあり、こちらも注目。
そして、ベストカーではハイエースの新型車に関する情報をつかんでいて、そのフルモデルチェンジは来年実施される可能性がある。新型はセミボンネット型へ一新する予定だ。
【その次は?】 トヨタ NEW ハイエース(2020年)
■令和最初のステーションワゴン
●トヨタ カローラツーリング(2019年9月)
ステーションワゴンは、後述のセダンカテゴリーと同じくカローラが令和のニューモデルになる予定。今年9月、セダンと同時にワゴンタイプのカローラツーリングもフルモデルチェンジする。
その新型はほかのカローラシリーズ同様3ナンバーボディに拡大することで、ワゴンの機能として重要なラゲッジ容量や居住性が先代モデルより格段にアップする。
パワーユニットはセダンと同じで、1.8Lハイブリッドと1.2Lターボ、1.5L NAの3タイプになる見込み。
また、このツーリングには、クロスオーバー仕様のカローラツーリングトレックも来年に設定されるはずだ。
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