■それぞれの「顔面偏差値」で評価
ここまで紹介してきてアルファード/ヴェルファイアの強さと、輸入車に目を向けるとまだまだ魅力的なモデルがあるのが分かったはず。ついでに、ここまで取り上げてきた車種の「顔面偏差値」なるものを勝手に作成してみた。
■各車の『顔面偏差値』 ☆は5点満点で評価
■アルファード
グリルの大きさ ☆☆☆☆☆
ロゴマークの大きさ ☆☆☆☆
メッキの占める割合 ☆☆☆☆☆
威圧感 ☆☆☆☆☆
寸評:今のイカツいフロントマスクを生み出した本家でもあり、2018年10月の一部改良でさらにパワーアップした。総合点では満点に近い。もはやとどまることをしらない……。
■オデッセイ
グリルの大きさ ☆☆☆
ロゴマークの大きさ ☆☆
メッキの占める割合 ☆☆☆
威圧感 ☆☆
寸評:「普通」の表情をしたミニバン。トレンドに流されることなく我が道を行くホンダらしいデザイン。これからも周囲に惑わされることなく邁進してほしい。
■エルグランド
グリルの大きさ ☆☆☆
ロゴマークの大きさ ☆☆
メッキの占める割合 ☆☆☆
威圧感 ☆☆
寸評:いくら化粧直しをしてもやはりベースが古いだけに、ナニをやっても上手くいかない感じ。先代のエルグランドの方がよっぽどイカツい顔だった。っていうか、そっちが元祖。
■メルセデスベンツVクラス
グリルの大きさ ☆☆☆☆
ロゴマークの大きさ ☆☆☆☆☆
メッキの占める割合 ☆☆☆
威圧感 ☆☆☆☆☆
寸評:スリーポインテッドスターは誰もがひれ伏す印籠。車幅の大きさと相まって威圧感があることは間違いなし。しかし、近年モデルはマークがどんどん大きくなっていると思う。
■VWシャラン
グリルの大きさ ☆☆☆
ロゴマークの大きさ ☆☆☆
メッキの占める割合 ☆☆☆
威圧感 ☆☆☆
寸評:世界がお手本にするメーカーだけにいつも安心のフロントマスク。家族3世代が乗ってもみんなに安らぎの心地よさを与えてくれる。同じメーカーなのでT6カラベルは割愛した。
■プジョートラベラーアリュール
グリルの大きさ ☆☆
ロゴマークの大きさ ☆☆
メッキの占める割合 ☆☆
威圧感 ☆☆
寸評:息を潜めるようにひっそりと都会を走るランナー。誰からも指さされることないが、自分では割と個性的だと思っている。もしかしたら自意識過剰かもしれない。
■アルファード、ヴェルファイアを超えるミニバンは?
ここまで紹介してきたが、最近のデザインについても触れておきたい。というのも国産車のミニバン、特にアルファード/ヴェルファイアのフロントマスクがイカツクなってきたのは歩行者を保護する規定によりデザイン上で制約が出てきたからだ。
具体的に言うとボンネットとエンジンの空間を最低限確保するためボンネットを高く設定している。そうすることで、歩行者と接触した場合に頭部へのダメージを最小限に抑えているのだ。
それにしても横から見ると切り立った崖ともいっていいほどだ。そのおかげでデザイン上でも押し出し感が強いものとなり、同時にメッキを多用することで高級感も兼ね備えた異形のフロントマスクが誕生。今ではすっかりトレンドとなった。
さて、結論だ。総合的に見ると、Vクラスが迫ってきて、ちょっとヤバイかなと思ったが、総合力ではアルファード、ヴェルファイアの圧勝! という結果で異論は出ないだろう。
今後、アルファード、ヴェルファイアを超えるミニバンが出てこないとおもしろくないので、各自動車メーカーさんの健闘を祈ります(特に日産)!
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