クルマと道路は切っても切り離せないもの。交通ジャーナリストの清水草一が、毎回、道路についてわかりやすく解説する当コーナー。今回はいつもなんとなく走っているであろう「高速道路の舗装」について取り上げたい。
文/清水草一、写真/フォッケウルフ、首都高速道路、国土交通省
■日本の高速道路は凹凸が多くて乗り心地が悪い?
一般に「日本の道路は舗装が良い」と信じられている。舗装に穴ぼこが開いたままの道路はほとんどない。
高速道路に関しても同様で、「アメリカの高速道路(インターステート)は、州によっては穴ぼこだらけ。それに比べたら日本の高速道路の路面は滑らかで、安心して走れる」などと言われる。
でも、本当にそうだろうか? 私は逆の感想を抱いている。日本の高速道路は凹凸が多くて、乗り心地が悪い。ヨーロッパ各国に負けるのはもちろん、アメリカと比べても、東海岸や西海岸の富裕な州には負けるかもしれない。いったいなぜか。
第一の要因は、ジョイント(継ぎ目)の多さにある。
首都高速のような高架道路には、ジョイントが多数設けられている。建設されてしばらくはおおむね平滑で、ジョイントを乗り越えても「タタン」と音がするくらいで振動はあまりないが、時とともに段差ができ、「ガタン!」というショックが来るようになる。これが乗り心地を悪化させる。
コメント
コメントの使い方アメリカは舗装の90%以上がコンクリート。韓国も60%がそう。日本は逆に90%以上がアスファルト。アスファルトは耐久性に欠け短期間で補修工事が必要。北海道は予算不足と厳しい自然環境でアスファルトのパッチで凸凹。北米のように北海道はコンクリート舗装にすべきだ。
ロードノイズと共振振動がハンパなく多くなるから
全面コンクリートは嫌だな。
アメ車があんなユルユルなセッティングなのもコンクリート舗装が多いお国柄のせいだし。
アメリカのLAXからフリーウェイとか行きました大分前でしたがコンクリート舗装でした、韓国も高速道路コンクリート舗装でどちらもゴツゴツ乗り心地悪いノイズも酷かった、。欧米と設計想定規格なども違うので一概に比べられないと思うけど日本のシビアな気候や、耐震にも対応していると思います。写真は東北道で確か真下に活断層が有った地点ですね。こんな写真載せると日本の道路は駄目みたいな印象になりますね。
海外の高速を運転したことがないのでわかりませんが、日本の高速でそれほどつなぎ目を感じることはありませんし、それより、コンクリが古くなって騒音を感じるほうが多いかな程度です。少なくとも、外国映画で見る山間部の専用レーンよりは全然マシかなと思います。
ニューヨークに住んでました。
米国は乗り心地どころか高速道路によくぱんくしないなという穴があいています。現地行かなくてもちょっと調べればわかるようなものですが、記事に載せるのに誰も調べないんでしょうか。ジョイントのお話はいいのに残念です。
他の方も述べているように海外の道路は「水捌け」が圧倒的に悪く、走れないレベルのときもあるのですが、そのこと忘れてませんか?
地質の違う欧米と、日本を比較しても何の意味も持たないんですがね…………
軟弱地盤と戦い、活火山の真下に高速道路を作れる技術を持つのは日本だけです。
日本の高速道路建設で間違ったのは、政治家と役人のライバル意識の為に今後を見据えたプランができなかったこと。
クルマの運転もしたことないような輩が、中途半端な法定速度を決めてしまったことです。
日本の場合は対策として高速道路の地下化をするしかないのかな
天候、騒音、景観、路面のジョイントがないからかなり便利になるとは思うけど
採算面で厳しいんだろうな
日本製の一部の特性が海外に負けているとからすべてが負けているという論旨の展開はいい加減に終了されてはどうか。他の方も御指摘されている通り日本の高速道路のレベルは世界最高水準だと思います。日本は地質の悪さ、山岳の多さという不利はあるが評価の前提をふっ飛ばして結果だけ比較して批判は公平ではない。今は海外渡航、生活経験者も多くメディア関係者が情報を取捨選択して読者を洗脳できる時代ではない。
アメリカのカリフォルニアの高速道路を走ったが、日本の高速道路が
いい。
カナダ人は日本の高速道路は最高水準っと行っています。 舗装のクオリティーや雨が降っても夜間でもライトに反射して光車線。
カナダにはないです。雨の夜は車線が見えません。それに、こっちの高速道路はつぎはぎだらけです。日本の高速道路は安全性が高いので羨ましいですね。