冬は想像以上にクルマに厳しい季節!氷点下の中でエンジンがかからない!なんてことが起こったら大変だが、ちょっと古い20世紀生まれのクルマではそんなトラブルが発生する可能性は少なくない。
雪道を走ったり駐車させると、都心部では思いもよらなかったトラブルに遭遇する。このため、事前の対策が必須! 以下のような部分にも注意したい。
●スノーブレードに交換する
複数のアームをトーナメント状に組み合わせた一般的なワイパーブレードで雪の中を走ったり駐車するとアーム作動部に雪が詰まって凍結、拭き取り能力が悪化する。このようなトラブルを防止するためアーム部分をラバーで覆った冬用ワイパーが「スノーブレード」。雪道を走るなら事前に交換しておきたい。
●ガラス撥水剤を塗布する
ウィンドウにガラス撥水剤を塗布すると雪が溶けても貼り付くことなく流れ落ちるため凍結しにくくなり、積もった雪も落としやすくなる。雪道を走るならブレード交換ついでに塗布したい。
●タイヤチェーンは常時積載
都心のドライバーは雪が降り出してから慌ててタイヤチェーンを探しまくる傾向にあるが、そんな時に都合よくピッタリのサイズが見つかることは稀。雪が降る気配がなくても事前にタイヤチェーンを用意し、トランクに積みっぱなしにしておきたい。
●降雪地では解氷剤が必需品!
寒冷地に一昼夜止めておくとガラス面が氷結することがままある。都心でも寒冷前線が通過した夜間に同様の現象が起きやすい。そんな時持っていると便利なのが解氷剤。サァーとスプレーするだけで視界が確保できるので車載しておきたい。
●濡れた衣類対策
衣服に付着した雪が熔けてシートが濡れるのを防止するため、シートに「防水スプレー」を塗布、足元には「バケットタイプのフロアマット」をセットしておきたい。
●トラブル対策
さまざまな応急処置に役立つ「針金」、「ガムテープ」、「ビニール袋」、「けん引ロープ」、「予備の乾電池」などを用意してトランクに入れておく。
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