■2019年秋からの胎動を、ファンは楽しみにしていていい?
日産自動車の星野朝子専務執行役員は「日本市場を軽視しているということはない。日本市場に向けて、よりマッチさせたニューモデルを投入していく」と言っている。
開発に向けて動き始めたとの情報を得た「日本に向けたスカイライン」(このあと2019年5月16日に「プロパイロット2.0」の発表とともに2019年秋の登場を示唆)なども含め、日産三菱のアライアンスで生み出される日本のユーザーが待ち望んでいるニューモデルに期待したい。
●スカイラインは日本に向けて開発!!
■東京モーターショー2019に次世代のハイパワーe-POWER出現?
日産は3月のジュネーブショーでSUVのコンセプトカー「IMQ」を初公開した。全長4556×全幅1940mmのミドルクラスで、全高1560mmとSUVでは背の低いクーペタイプのSUV。
パワートレーンに海外ではコンセプトカーでも初となるe-POWERを搭載していて、今後は日本以外でもe-POWERを積極的に採用することを示したモデルともいえる。
日産は国内市場では今、e-POWERを拡販のカギと捉えている。そこで今年の東京モーターショーでは、e-POWERを搭載するこのIMQを実用面で進化させた新コンセプトSUVが日産ブースの主役となる見通しだ。
e-POWERはガソリンエンジンを発電用だけに使い、その電気でモーターを駆動して走るシリーズハイブリッド。
これまで採用されているノートとセレナは1.2Lエンジンと79~84psのモーターの組み合わせだが、IMQでは1.5Lガソリンターボエンジンと340hpを発生するモーターの組み合わせで、前後にモーターを配した4WDを搭載。
新コンセプトSUVもIMQの新型e-POWERターボユニットをベースに開発が進んでいるという情報がある。ハイパワー&先進4WDで、e-POWERは第2世代へと生まれ変わるわけだ。
デビューは2021年と予想。期待大だ。
●1.5Lターボ e-POWER
●次世代Zコンセプトの公開もある?
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