■渋滞緩和のための策はひとつ!
私としては、逆になぜ東名で中央道のような「路肩や核車線の幅を狭くして1車線分ひねり出す手法」が検討されないのか、それが不思議でならない。東名(海老名JCT-横浜町田IC間)の付加車線設置状況は、上下線とも3車線と4車線区間が混在し、車線減少ポイントで渋滞が発生している。
現在残っている3車線区間を、前述の「ひねり出し手法」で拡幅すれば、短期間で効果のある渋滞対策が実現できるのに、なぜ実行しないのか。中央道の日野バス停付近でやっても根本解決にはならないが、東名では確実に効果がある。愚策を連発する国交省やNEXCO中日本は、一体何を考えているのだろう。
さらに呆れるのは、今回の会合で、休日の下り線相模湖IC付近を先頭にした大渋滞に対して、新たな対策案が何も打ち出されなかったことだ。
現在決まっている対策は、ボトルネックとなっている相模湖IC付近に、付加車線を約2km設置するというもの。これが完成すれば、このポイントを先頭にした渋滞は解消されるだろうが、渋滞の先頭が小仏トンネル付近に移動するだけで、渋滞量は減らない。
現状、休日下り線午前中の小仏トンネル手前では、八王子JCTで圏央道両方向からの大量の合流交通があり、中央道だけでなく、圏央道両方向へも10km程度渋滞が伸びるのが恒例となっている。しかし今回の会合でも、それについては一切触れられていない。
この渋滞を緩和するためには、上り線だけでなく、下り線にも小仏トンネルをもう1本増設し、八王子JCTから相模湖ICまで、連続して3車線を確保する必要がある。誰が考えたってわかることだ。「渋滞ボトルネック検討ワーキンググループ」は、ボトルネック対策ばかり注目する余り、渋滞の全体像が見えていないのだろうか。
ワーキンググループの構成団体は、国交省関東地方整備局、警視庁、神奈川県警、東京都、神奈川県、山梨県、相模原市、中日本高速道路(株)となっていて、民間は入っていない。
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コメント
コメントの使い方大賛成です、渋滞箇所での低速車線追加。
あと、「簡易出口」増設も効果的なのではないでしょうか。渋滞名所って「逃げ道無し」のところが多い気がする。首都高のような右出口とかムチャなことやればすぐ出来るでしょ。