全車マイルドハイブリッド!
パワーユニットは現行型ではガソリンのNAとターボの2種類だったが、新型は直3、658ccのNAとモーターアシスト方式のマイルドハイブリッド、658㏄ターボとモーターアシスト方式のマイルドハイブリッドの2種類。
スペックは明らかにされていないが、新型ハスラーと同じ、NAとターボの2つにマイルドハイブリッドを組み合わせるスペーシアギアを見ると、658㏄NA+モーターが52ps/6.1kgm+3.1ps/5.1kgm、658㏄ターボ+モーターが64ps/10.0kgm+5.1kgm。このスペックから大きな変更はないだろう。
トランスミッションはNAのマイルドハイブリッドは5速MT&CVT、ターボのマイルドハイブリッドはCVTのみ。いずれもFF&4WDの組み合わせとなる。
インテリアはエクステリア以上に大幅進化
エクステリア以上に進化した、といえるのがインテリアだ。現行ハスラーのダッシュボードはボディ同色でポップな印象だったが、新型ハスラーのインパネには、Gショックの時計を思わせるオレンジ色のフレームを3つ配置。タフで力強いインテリアデザインだ。
この3つのフレームは、左からコンソールボックス、大型モニター、そして一番右はスピードメーターを含むマルチインフォメーションディスプレイだ。
フロントシートはこれまでのベンチシートからセパレートシートに変更され、後席のスライド機構も足元からの操作に加え、ラゲッジルームからも前後にスライド操作ができるようになった。
グレード展開は現行モデルに設定している特別仕様車のタフワイルド、ワンダラーを廃止するが、東京モーターショーに展示されるバーミリオンオレンジ車体色のカスタマイズ仕様、 日常でアウトドアスタイルを楽しむ「アーバンアウトドアスタイル」もラインアップされる見込み。
現行ハスラーのボディカラーの単色、2トーンの2本立ては踏襲するが、現行モデルでは2トーンが90%の販売構成比だから、次期型でも2トーンカラーは用意されるだろう。
装備面は安全対策を含め大幅な充実強化を図る。ヘッドランプは現行モデルではLEDの装備がなくオプションでも選べなかったが、次期型では標準装備グレードの設定やオプションの両方を選べるようになる。
スズキの軽初のACC搭載
先進安全運転支援システムは現行モデルと同じ「デュアルカメラブレーキサポート」が搭載されるが、3つの新たな機能が加わる。
一つ目は夜間の歩行者機能検知機能、2つ目は後退時ブレーキサポートの搭載、3つ目はターボ車限定となるが、アダプティブクルーズコントロール(ACC)がスズキの軽自動車として初めて搭載される。
このACCは全車速タイプではあるものの、パーキングブレーキは既存のフット式を採用。ACCに、車線逸脱抑制機能も備わる。
コメント
コメントの使い方素晴らしい名車だよ。
いつ見てもカッコ良い。