【新型ハスラー12月発売決定】見た目変わらず中身大幅進化!!!

全車マイルドハイブリッド!

 パワーユニットは現行型ではガソリンのNAとターボの2種類だったが、新型は直3、658ccのNAとモーターアシスト方式のマイルドハイブリッド、658㏄ターボとモーターアシスト方式のマイルドハイブリッドの2種類。

 スペックは明らかにされていないが、新型ハスラーと同じ、NAとターボの2つにマイルドハイブリッドを組み合わせるスペーシアギアを見ると、658㏄NA+モーターが52ps/6.1kgm+3.1ps/5.1kgm、658㏄ターボ+モーターが64ps/10.0kgm+5.1kgm。このスペックから大きな変更はないだろう。

 トランスミッションはNAのマイルドハイブリッドは5速MT&CVT、ターボのマイルドハイブリッドはCVTのみ。いずれもFF&4WDの組み合わせとなる。

インテリアはエクステリア以上に大幅進化

3つの赤いフレームが配置された新型ハスラーのコクピット。フレームの中身は一番左がコンソールボックス、中央がエネルギーフローやコネクティビティ関連、エアコンの状態などを表示する大型ディスプレイ、右がスピードメーターを含むマルチインフォメーションディスプレイ 。下の現行ハスラーのインパネと比べると明らかに豪華になり質感も高まっている
3つの赤いフレームが配置された新型ハスラーのコクピット。フレームの中身は一番左がコンソールボックス、中央がエネルギーフローやコネクティビティ関連、エアコンの状態などを表示する大型ディスプレイ、右がスピードメーターを含むマルチインフォメーションディスプレイ 。下の現行ハスラーのインパネと比べると明らかに豪華になり質感も高まっている
ボディ同色のパネルでポップな現行ハスラーのインパネ
ボディ同色のパネルでポップな現行ハスラーのインパネ

 エクステリア以上に進化した、といえるのがインテリアだ。現行ハスラーのダッシュボードはボディ同色でポップな印象だったが、新型ハスラーのインパネには、Gショックの時計を思わせるオレンジ色のフレームを3つ配置。タフで力強いインテリアデザインだ。

 この3つのフレームは、左からコンソールボックス、大型モニター、そして一番右はスピードメーターを含むマルチインフォメーションディスプレイだ。

 フロントシートはこれまでのベンチシートからセパレートシートに変更され、後席のスライド機構も足元からの操作に加え、ラゲッジルームからも前後にスライド操作ができるようになった。

新型ハスラーのラゲッジルーム。ラゲッジルームからリアシートのスライド機構の調整が行えるようになった
新型ハスラーのラゲッジルーム。ラゲッジルームからリアシートのスライド機構の調整が行えるようになった

 グレード展開は現行モデルに設定している特別仕様車のタフワイルド、ワンダラーを廃止するが、東京モーターショーに展示されるバーミリオンオレンジ車体色のカスタマイズ仕様、 日常でアウトドアスタイルを楽しむ「アーバンアウトドアスタイル」もラインアップされる見込み。

 現行ハスラーのボディカラーの単色、2トーンの2本立ては踏襲するが、現行モデルでは2トーンが90%の販売構成比だから、次期型でも2トーンカラーは用意されるだろう。

 装備面は安全対策を含め大幅な充実強化を図る。ヘッドランプは現行モデルではLEDの装備がなくオプションでも選べなかったが、次期型では標準装備グレードの設定やオプションの両方を選べるようになる。

東京モーターショーに出展される新型ハスラーコンセプト・アーバンアウトドアスタイル。 バーミリオンオレンジをベースに、カモフラージュ調サイドデカール、モノグラム調ルーフラッピング、マットガンメタのアクセントカラー、マッドフラップ、オレンジ/ガンメタのホイールなど、気軽にアウトドアを楽しんでいる、都会に住むアウトドア志向のユーザー層をターゲットにしている
東京モーターショーに出展される新型ハスラーコンセプト・アーバンアウトドアスタイル。 バーミリオンオレンジをベースに、カモフラージュ調サイドデカール、モノグラム調ルーフラッピング、マットガンメタのアクセントカラー、マッドフラップ、オレンジ/ガンメタのホイールなど、気軽にアウトドアを楽しんでいる、都会に住むアウトドア志向のユーザー層をターゲットにしている

スズキの軽初のACC搭載

 先進安全運転支援システムは現行モデルと同じ「デュアルカメラブレーキサポート」が搭載されるが、3つの新たな機能が加わる。

 一つ目は夜間の歩行者機能検知機能、2つ目は後退時ブレーキサポートの搭載、3つ目はターボ車限定となるが、アダプティブクルーズコントロール(ACC)がスズキの軽自動車として初めて搭載される。

 このACCは全車速タイプではあるものの、パーキングブレーキは既存のフット式を採用。ACCに、車線逸脱抑制機能も備わる。

次ページは : 価格は140万円前後がスタートか?!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす! 愛車がどれだけ部品を交換してもグズり続けて悲しみの編集…