新プラットフォーム採用で生まれ変わったインプレッサ。走りの評価も非常に高いが、そのインプレッサをベースにしたクロスオーバーであるXVがついにジュネーブショーで初登場。新型XVのディテールに迫ります。
文:WEBベストカー編集部/写真:スバル
インプレッサと同一のコンポ−ネント
昨年登場したスバルの新型インプレッサ。新たなプラットフォーム”SUBARU GLOBAL PLATFORM”を採用し、走りの性能をとことん突き詰めたこだわりの1台だ。
VWゴルフに迫るともいわれたその質感の高さは、各方面からの評価もすこぶる高い。クロスオーバーモデルであるXVの登場が待たれたいたが、今回のジュネーブでついに初公開となった。
基本的にはインプレッサのコンポーネントを引き継いでいる。パワートレインは1.6L/2.0Lの水平対向NAエンジンで、全車種4WDとなる。XVの特徴的な3つのポイントを紹介しよう。
- ■悪路走破性能を向上するX-MODEを装備
- ■アイサイト(ver.3)標準装備
- ■220mmのロードクリアランス
XVはクロスオーバーSUVとスバルが謳うだけあり、本格的な4WD性能を持ち合わせている。
その象徴がフォレスターなどに搭載される「X-MODE」。急な下り坂を低速で下りることができるヒルディセントコントロールなど、多くの本格SUVにも負けない装備になっている。
220mmのロードクリアランスなど、ランクルやパジェロにも引けをとらないボディ構成も、オフロード走行で必ず活きてくるはずだ。
またアイサイト全車標準装備はインプレッサと同一で予防安全性能にも抜かりなし。市街地走行の多いクロスオーバーだけに、アイサイトが装備されているメリットはかなり大きいはず。
オプションになると敬遠しがちな安全装備だが、インプレッサに引き続きアイサイトを標準装備にしたことはユーザーにとっても嬉しいニュースだ。
国内で予約がスタート。インプレッサ同様の滑り出しになるか!?
3月9日から国内での新型XVの予約が始まった。インプレッサの時と同様で、詳細はまだ公開されていないが、3月中旬頃から少しずつ機能を公開するようだ。
今回はインプレッサの時とは異なり、1.6L/2.0Lの両モデルとも予約をスタートする。
気になる価格は公式サイトではまだ未公表だが、ディーラーでは見積もりをすでに出してくれるお店もあるそうだ。ちなみにベストカーの予想価格は1.6Lグレードが約220万円、2.0Lグレードが約250万円前後。
インプレッサは昨年9月1日から10月11日までの約1カ月間で5883台の予約を受注したが、XVもインプレッサの勢いを保ったまま受注ができるか期待だ。
順次新情報が更新される公式サイトにも要注目だ!!
新型XV(2.0Lモデル) ジュネーブショー出展車 主要諸元
- 全長×全幅×全高:4465×18000×1615mm
- ホイールベー ス:2665mm
- 駆動方式:4WD
- 乗車定員:5名
- エンジン種類:2.0L水平対向NA
- 最高出力:156ps
- 最大トルク:20.0kgm
- 燃費:16.4km/L
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