2024年2月16日ダイハツが自社が生産するロッキー、そしてOEM車のトヨタ・ライズ、スバル・レックスの生産再開をアナウンスした。今後の動向も気になるクルマだが、生産と出荷再開がダイハツにとってのゴールとはならないようだ。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ダイハツ、編集部
■生産再開も待ち受ける茨の道
一連のダイハツの不祥事で生産が止まっていた登録車のロッキー、そしてOEM車のトヨタ・ライズ、スバル・レックスの生産と出荷再開がアナウンスされた。
国土交通省の立ち合い試験の結果、道路運送車両法に適合することが確認されたとして3車の生産が認可された形だ。
しかしながら現状としてダイハツのブランドイメージはがた落ちとなっており、魅力的なラインナップの確保と同時に信頼回復への道を模索していくしかないのが現状だ。
トヨタにとっても人気車種のライズが戻ってくることは歓迎だが、今回の騒動でライズがダイハツ生産ということを知ったユーザーも多く、販売店にとってもやや扱いにくい車種になる可能性もある。
ダイハツ新体制が発表になりいろいろと生産/開発現場にテコ入れが入ることになると思うが、やはり販売店スタッフが矢面に立たされることはメーカーは肝に銘じてほしい。今後のダイハツ車はいかにしてまた日本市場で生き残りをかけるのか注目したい。
【画像ギャラリー】それでも大ヒット車を待つ人はいる!! 名車になれるかロッキー3兄弟(2枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方