10月4日から千葉の幕張メッセで「CEATEC JAPAN 2016」が開催されている。
今回は「つながる社会、共創する未来」をテーマに、IoTの最先端技術を中心に展示、社会や家庭がどう変わるのか、未来を予感させる内容となっている。
会期は10月7日(金)までで、入場料は一般1000円、学生500円。
文/写真:WEBベストカー編集部
生まれ変わるCEATEC
CEATECといえば、これまでIT・エレクトロニクスの総合展示会をコンセプトに開催されてきた。最先端のインターネット技術、デジタル映像技術の展示などに力が入れられ、新発売されるスマートフォンやテレビなどの家電製品に注目が集まった。
さながら家電の見本市のようであり、来場する人たちもそれを目当ての一般ユーザーが多くみられた。そんなCEATECだが、今年は少し雰囲気が異なっている。
会場では圧倒的にスーツ姿のビジネスマンが多いのだ。コンシューマー製品の展示が減り、どちらかといえば、研究中の新技術やその技術を使った提案型の展示が圧倒的に増えているからだろう。
IoTは体感したほうが分かりやすい
昨年ごろからよく聞くようになったIoTというキーワード。「Internet of Things」の略だが、まだ広く理解が進んでいるわけではない。
モノ同士をつなげるインターネットのことだが、それで何ができるようになるのかは、なかなか想像がつかない人も多いだろう。そんなIoTの最先端技術、そしてIoTを使った未来の一部を見せてくれるのが、今回のCEATECの展示だ。
今後の進化が期待される自動運転システムもIoT技術と密接に関わっている。
IoTが浸透すると日常がどんなふうに便利になるのか、また楽しくなるのかを体感できるのも今回のCEATECの魅力。難しい用語はさておき、身体で感じてみるのが一番の近道かもしれない。
テスラモーターズでは、「モデルS」と9月に発表されたばかりの新型SUVの「モデルX」を展示。 実際に運転席を体験することもできる
コメント
コメントの使い方