昭和のスポーツカーといえば、小ぶりな黒のバケットシートを付ける走り屋が多かった。そんなあの頃の雰囲気を令和の技術で甦らせたのが、BRIDE(ブリッド)の新作「HISTONI(ヒストーニ)」。クラシカルな見た目に最新の安全基準を組み合わせた逸品だが、これ最新スポーツカーにも似合うんじゃね?
文:ベストカーWeb編集部/写真:BRIDE、日産自動車
【画像ギャラリー】HISTONIのディテールを後ろからも見て!(5枚)画像ギャラリークラシックと現代技術の融合「HISTONI」
ブリッドが2025年6月13日に受注を開始した「HISTONI(ヒストーニ)」は、同社のネオクラシックシリーズにラインナップされていた「HISTRIX(ヒストリックス)」のデザインをベースに、着脱式ヘッドレストを固定する金具をインサートしたセミモノコック構造のローバックモデルだ。
70年代から90年代のネオクラシックカーのインテリアに調和するクラシカルなデザインが特徴で、カーボン製シェル(CFRP)を採用し、難燃生地を使用するなど、安全性と快適性を兼ね備えている。また、日本の保安基準にも適合しており、安心して使用できる。
旧車オーナーはもちろん最新スポーツカーにも!
「HISTONI」はブラックの合成皮革を使用し、重量は約7.5kg(参考値)。価格は23万7600円(本体価格21万6000円)と高価だが、クルマを買い換えても使い続けられる喜びはこのモデルならではだろう。
昭和のクラシックや平成のネオクラシックはもちろんだが、令和のモダンなスポーツカーに乗るオーナーも一見に値するはず。
注文は全国のBRIDEマイスターショップおよび取扱店で受付中。なお取り付けには別売の車種別シートレールが必要で、適合するシートレールのタイプは車種により異なる。さらに後部座席のある車両に装着する場合は、近日発売予定のシートバックプロテクターの装着が必要となることも覚えておきたい。







コメント
コメントの使い方重要な腰と肩のサポートを現代風にしっかり確保しつつ、パッと見は古きよきミニバケットに見える、素晴らしい商品だと思います。
値段がレカロの最新作RSSより更に高いのは、まぁ仕方ないとしても、重量がRSSや他のレカロフルバケたちより重いのは痛いですね。
こういう商品だからこそ、小さく軽く作ってほしかった